ちくまプリマー新書<br> 就活のまえに ──良い仕事、良い職場とは?

個数:1
紙書籍版価格
¥902
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

ちくまプリマー新書
就活のまえに ──良い仕事、良い職場とは?

  • 著者名:中沢孝夫【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 筑摩書房(2018/12発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480688309

ファイル: /

内容説明

世の中には無数の仕事と職場がある。その中から何を選ぶのか。どこが自分には向いているのか。就職情報誌や企業のホームページに惑わされずに、働くことの意味を考える、就活一歩前の道案内。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白パラガス

29
つい先日、大学で行われた合同企業説明会なるものに参加してきた。自分の本格的な就活シーズンは来年だけど、興味本位で参加した。いろんな会社があった。職種はもちろん、働く仕組みや雰囲気も違っていた。人がいないブースを回ったけど、どの会社の説明も聞いてて面白かった。いま真剣に就活をしている人たちは、何を基準に会社を選んでいるのだろう。就活って、ほんと不思議な期間だと思う。これまで自分が身につけてきた能力を人に披露して、必要かどうかを判断される。たった半年あまりの短い時間に、これまでの自分の人生と対峙させられる。2020/03/01

白パラガス

21
年も明けて、就活が本格的に始まる前に「働くとは何か?」ということを自分の中で考え直したいと思い、本書を再読した。その中で、「夏目漱石の職業観」が語られている書き物として『道楽と職業』が紹介されていた。「職業というものは要するに人のためにするものだという事に、どうしても根本義を置かなければなりません。人のためにする結果が己のためになるのだから、元はどうしても他人本位である」つまり、〈報酬を得るために、他人との関係の中で「己を枉げ」ざるを得ないことを意味〉する。2021/01/06

ヒダン

15
「就活のまえに」というタイトル通り、実際の就活の前にいい仕事・良い職場とはなんだろうかと考えるのに適した本。どうすればよりよくできるかということを考えていければ喜びや楽しさがあるんだと著者はいう。この姿勢は仕事に限らず、普段の生活で実践したいと思った。それから個人的に『他者が自分をどのように「憶(おも)って」いるのかが気にならない人間はいません。それゆえ人は自分の属する共同体や職場で何らかの努力をするのだと思います。』という言葉が、他者の視線を気にすることを肯定していて、印象的だった。2015/03/03

7
新卒で就活をしている方と転職活動中の方とでは、本書はきっと持つ感想が違います。 そういった点において、就活中の方だけでなく働いている方全員におすすめです。 就活マニュアル本ではなく、本書はタイトル通り就活以前のお話であり、働くことの心得が掲載されております。 何故働かなきゃいけないのか、正直働きたくないんだけどなぁと思っている方に、働くとはどういうことかを考えるきっかけになるのが本書であると感じました。2017/06/21

ソラヲ

6
生きるのに必死で仕事を選ぶ余地がなかった昔とは違って「どんな仕事が自分に向いているのか」と人々が考えられる余裕があるのは豊かな時代であることの証拠なのだけれど、それ故に職業選択で悩んだりすぐに仕事を辞めてしまう若者たち。しかしながら著者はそんな状況をネガティブには捉えず、最初の職場に拘ることなく「良い職場=自分の成長を助けてくれる職場」を見極めるための転職も念頭に置くことを勧めている。就活情報にまだ毒されていない大学に入りたての学生が自らのキャリアについてじっくり考えるのに最適な本なのではないでしょうか。2015/08/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/501988
  • ご注意事項

最近チェックした商品