宇宙の覇者 ベゾスvsマスク

個数:1
紙書籍版価格
¥2,530
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

宇宙の覇者 ベゾスvsマスク

  • ISBN:9784105070816

ファイル: /

内容説明

テクノロジーの力で世界を変革してきた二人の傑物、アマゾンのジェフ・ベゾスとテスラのイーロン・マスク。彼らが人生を賭けた挑戦の舞台に選んだのは、冷戦終結後に目標を見失い停滞する宇宙産業だった。人類最後のフロンティアに挑む二人の熾烈な競争と、彼らの参入で新たな黄金時代を迎える宇宙開発の最先端を描き出す。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ

55
残念ながら心踊るとまではいかなかったが、これは個人的感想・感覚かも知れぬ。さて、Amazonのベゾスとテスラのマスクが挑む宇宙への旅。否、移住を根底に持った宇宙への日常的な旅。望むべくは宇宙での新プラットフォーム。ロケット技術は残念ながらアポロ以来40年程も技術進歩がないという。民間企業が挑めばコストダウンは必ず起こるロケットの1段目は何故海の底に消えてムダにしているのか?再度使用出来れば等。また、マスクの発想から改善を即行う様も爽快。NASA等と国家的な機関とは異質のチャレンジを組織として行うのである。2019/01/28

Fondsaule

24
★★★☆☆ マスクのスペースXが、すでにベンチャー企業として成功しており、やはり一歩先んじているようだ。 ベゾスはスペースXで失敗したことをマスクから聞いていても、敢えて自分たちも同じことをやってみるらしい。 失敗から得られることもあるのだと。2019/07/30

yyrn

18
宇宙を舞台に、さすがメイフラワー号に乗って新大陸を目指し、荒野の西部開拓に立ち向かったアメリカ人のDNAは違うなと思わせる本。巨万の富を手に入れた大富豪たち(マスク、ベゾス、アレン、ブランソンら)が、独自にロケット開発をめざす現在までの取り組みが綴られている。金持ちの道楽ではなく、みな真剣に取組んでいるところが凄いが、なぜ個人で目指すのかといえば、世界中が熱狂したアポロ計画以降の宇宙開発が遅々として進まず、開発企業もボーイング社ら大企業の寡占状態で、競争の原理が働いていない点が起業家精神に火をつけたか。2019/03/27

ヤギ郎

10
Amazonの創業者ジェフ・ベゾスとPayPalやテスラの創業者イーロン・マスクが宇宙産業で対決する。本書では、マスクは”兎”と、ベゾスは”亀”と例えられている。この二人の起業家による「兎と亀」の話が語られる。ラスト・フロンティアともいわれる宇宙で、夢と金儲けを考える。伝統や慣習で扉が固く閉じられたNASAをこじ開け、新たなビジネスを創設する。今後は、二人に優位に立たれた中で、国家宇宙機関であるNASA(そして日本JAXA)の動向を注目している。2020/01/31

月をみるもの

9
SpaceX=マスクをウサギに、Blue Origin=ベゾスを亀になぞらえてるけど、現時点ではそもそも亀は競技に参加すらできてないと言うべきだろう。それでも資産額から言えばベゾスはすでに世界一だし、企業としてのアマゾンの強さ/将来性も圧倒的だから、まだまだ先はわからない。SpaceXや中国と比較すると、NASA の停滞ぶりが際立つ。。。 2019/02/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13310087
  • ご注意事項