BIOPHILIA 電子版第18号 (2016年7月・夏号) - 特集 「腸内細菌と腸共生系」

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BIOPHILIA 電子版第18号 (2016年7月・夏号) - 特集 「腸内細菌と腸共生系」

  • 著者名:上野川修一
  • 価格 ¥943(本体¥858)
  • アドスリー(2018/12発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)

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内容説明

【特集】 ヒトとウイルス・細菌・寄生虫の関係について、「人間が善、細菌が悪」とい
う考え方を止めるよう呼び掛け、「宿主(人)とその寄生生物(微生物:ウイルス・
細菌・寄生虫)は、それぞれのゲノムが結び付いてキメラのような状態になって
いる超個体と見なすべきです」とレーダーバーグは述べます。
 腸内細菌がいなくなると免疫が「暴走」します。腸炎とは、腸がただれたり、
下痢が起きたりします。からだは免疫という仕組みを持っており、細菌をはじめ
とした異物に抵抗しています。腸内細菌があるとよいバランスを保っていますが、
腸内細菌がいなくなると免疫が過剰な反応をして、いわば暴走し始める現象を
発見、腸内細菌の17種類を腸に投与すると腸の炎症を押さえ込めることまで突
き止めました。今最も注目されています腸内フローラを最新の知見で構成します。