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内容説明
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巨匠・石ノ森章太郎生誕80周年の今年、ライフワークともいえる『サイボーグ009』を軸に、石ノ森章太郎という人物像と作品の数々を振り返ってみると、その足跡がどれほど豊かな実りに満ちていたかを実感するだろう。
SF、ヒーローマンガ、少女マンガ、実用マンガ、時代劇、そして人間ドラマ。
どの世代にも必ず、記憶に残っている作品があるはずだ。
本書は雑誌「Pen」(2012年9月1日号)の「サイボーグ009完全読本。」に、石ノ森の原点ともいえる墨汁一滴や実験的作品「ジュン」の一部などを追加、加筆、再編集をしました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
42
石ノ森章太郎さんの世界旅行がサイボーグ009を生んだ。そんな誕生秘話があったんだ。一時期、石ノ森作品に没頭していた時期の出来事が浮かんできました。時代を反映した作品が多かったですね。 2020/08/06
ぐうぐう
30
『サイボーグ009』を中心に石ノ森章太郎の漫画家人生を振り返る。手塚治虫との関係にページが割かれているのが印象的だ。手塚はいち早く石ノ森の才能に気付いた一人だが、石ノ森のデビュー前から目を掛け、その後も後押しを続けた。しかし、虫プロが発行する雑誌に連載した『ジュン』を手塚が批判したことから、二人の関係はおかしくなる。新人にも嫉妬したとされる手塚が、石ノ森の才能に脅威を覚えたことは想像に難くない。(つづく)2018/12/12
スプリント
12
前半は石ノ森章太郎について後半はサイボーグ009について書かれており内容も充実しています。様々な雑誌に掲載されていたんですね。2019/02/03
定年(還暦)の雨巫女。
9
《私-図書館》カラーアニメの頃のサイボーグ009が、大好きでした。 漫画も、昔のモノクロのアニメも、見たことはないです。 個性的な9人が、敵と戦いながら、一生懸命生きていく姿が、好きでした。 仮面ライダーやロボコンを作った石ノ森先生が作った作品だと知ったとき、びっくりしたもんです。2019/02/06
104ちゃん
7
テレビアニメで見た者として、図書館で見つけて即借りました。「あれ?赤いマフラー、なびかせて~。の主題歌だったから、赤いマフラーじゃないの?これ、黄色だぞ。」そう、私が見ていたのは、モノクロの時代のアニメでした。その後のテレビ放送のマフラーは黄色!時代の流れを感じましたが、私は、昔からのファンだぞ!という気持ちを強くしました。(2019・14)2019/02/01