集英社オレンジ文庫<br> 上毛化学工業メロン課

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集英社オレンジ文庫
上毛化学工業メロン課

  • ISBN:9784086802185

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内容説明

一流化学企業に勤めるはるのは、憧れの先輩・南が率いる群馬の研究所に異動になった。意気揚々と出勤したが、なんとそこは問題社員を集めたいわゆる「追い出し部屋」。天才研究員と謳われた南はやる気をなくして酒浸りになっていた。「来年度までにメロンを収穫しないと全員クビ」と言い渡されたはるのは、課の存続と南を再生させるべくメロン栽培に乗り出すが!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真香@ゆるゆるペース

95
久々のラノベ!子供の頃からメロンが大好物で、メロンに関わる仕事ってどんな感じなんだろうか?と興味を持って、読んでみたくなった。一流化学企業に勤める主人公のはるのが群馬の研究所(通称「メロン課」)に異動になり、個性豊かな仲間と出会ってメロン栽培に奮闘するストーリー。ひたむきで頑張り屋なはるのの人柄に好感が持てた。メロンを作るのってこんなに手間がかかって、難しいんだなあ… 農家の方々にもっと感謝して、ありがたくいただこう。2019/06/08

ツン

71
以前読んだ弁理士小説と同じ会社が舞台なので読んでみたけど、おもしろかったです。2023/08/19

Aya Murakami

62
オレンジ文庫のリツイートで紹介され書店で購入。 舞台の群馬県がモロヘイヤの産地ということは知っていたのでメロンも隠れた名産品なのでは…?と思いながら読んでみると追い出し部屋の住民がメロンを育てるという予想の斜め上の話でした。 地元の新人農家とのいざこざやら社内での権力争い…。リアルでも二次元でも職場での苦労の内容は同じなのですね…。 ラストに出てきたとある老人がメロン畑を見て科学技術の減点に立ち返るという話はわりとホロリ…。老人の正体は本書で確認してみてください!2018/11/19

佐島楓

56
可もなく不可もない内容。もっとオリジナリティを前面に出しても良いのでは。2018/10/23

よっち

38
上毛化学工業の研究員・瓜原はるのは、社長賞をとった憧れの先輩・南が率いる群馬の研究所に異動になり、追い出し部屋と化していた部署でチーム存続のため、南を再生させるためにメロン栽培に乗り出すお仕事小説。チームに課せられた「3年以内にメロンを収穫すること」課題。理不尽な理由で流された人たちで構成された部署の雰囲気に最初は戸惑いながらも、その奮闘する姿が周りの人たちの心を揺り動かし状況も変えてゆく展開はなかなか良かったです。はるのをいろいろ気にかけるようになってゆく南でしたけど、なのにどこかズレてて苦笑いでした。2018/11/04

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