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内容説明
作品・赤塚不二夫への愛あふれる暴露本!
赤塚不二夫最後の連載エッセイ「酒呑童子アカツカ」
(2000年5号~2001年10号『サライ』)から、がん闘病、やめられない酒、
点字絵本、新作マンガのアイデア…などについて書いた23話を抜粋。
併せて、当時の本当の赤塚不二夫の姿を書く「証言」を掲載。
表裏、絶妙なハーモニーを駆使して
最晩年の赤塚不二夫を伝えます。
赤塚不二夫最後の弟子・吉勝太による描き下ろしイラストも満載。
※この作品はカラー写真が含まれます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりん
15
酒のみでタバコ吸いで自由に生きた赤塚不二夫。永遠の少年の気持ちで日々過ごしていたんだろうな。編集者の杉田さんの証言文章で、赤塚不二夫の豪放磊落さが分かる。おそ松くんや天才バカボンは子どもの時にテレビでみたなーと思い出した。よくも悪くも昭和の人だと思った。みんなに愛され惜しまれる人ってそうはいない。2019/04/19
喪中の雨巫女。
12
《私-図書館》赤塚さんをみてると亡き旦那を思い出す。旦那は、バカボンが好きで、酒飲みの赤塚さんに、シンパシーを感じていたみたいです。私も、タモリさんの弔辞が好きです。赤塚さんって、人として魅力的だったんだなあ。2019/05/28
ポレ
12
「ウチの先生は飲んでいないときはホントにシャープで怖いぐらい。ものごとの本質を見抜いているの」よく眞知子夫人は悔しがっていたらしい。「料理も立派な文化なのだ。一流のものを味わうにはそれなりの素養が必要だと思う」と言ってのけるあたりに片鱗はうかがえるものの、本書で語られる赤塚不二夫は、紅茶で薄められたウイスキーで作った薄い水割りをひとときも手放せない、酒におぼれた姿である。ファン以外読む必要はないし、ファンが読んでもはぁ~とため息をつきたくなる。酒は怖い。2019/01/03
スプリント
11
破天荒な生き方ですが純粋な人だったので人望がありましたね。晩年は漫画への情熱を取り戻したようですが時代が進むのが速かったようです。2020/02/02
むさみか
5
赤塚先生の晩年の普段着の姿を 見ることのできるこのエッセイ 視覚障害者の方の「点字マンガ」など 意欲的な作品を 作られていたんですね タモリさんとのエピソードが面白いです2019/03/14