内容説明
キャリアの新人警部補・桜川が、大藤署にやって来た。警察庁幹部の親戚筋にあたるという、超エリートの「教育係」を命じられたのは、ベテランの柿本巡査部長。だが、大藤署の現役署員が起こしたある交通事故をきっかけに、柿本も理不尽な事件に巻き込まれていく――。警察署内で不祥事発覚! だれが嘘をついたのか? その背後に見え隠れする、警察の「暗部」と「腐敗体質」を鋭く抉る、ミステリーの巨匠による傑作長編推理小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミカママ
38
短編の名手さんらしいですね、この作家さん(読友さんに教えていただきました)。そのせいか、これくらいの長編は少々中だるみしたのと、ほかのかたもおっしゃっているように、すでに時代を感じます。これは作者がご高齢なのもあるのかしら。でもプロットは好きだし、落としどころもよかったです。2014/03/02
tonsuke
1
主人公は人間味のある刑事でした。2011/03/01
すろー。
1
設定にちょっとムリがある気はするけどそれなりに。8年前の作品だからすでに「時代」を感じる。。2010/10/23
kanamori
0
☆☆☆2010/10/09
moka
0
<図書館> セリフ多めで読みやすい。殺人事件と交通事故、二つの事件が交差するミステリー。黒岩重吾に「血や汗を流していない小説」と批判されたというが、確かに。がっつり警察小説という訳でもない、日常を織り込みつつ、事件を追う刑事の姿を描く。15年前の作品だが、そこまで古さを感じない。しかも更に構想から10年ほど歳月をかけたという!面白かった。2015/09/15
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