講談社文庫<br> 坊っちゃん社員

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講談社文庫
坊っちゃん社員

  • 著者名:源氏鶏太【著】
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 講談社(2018/12発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061313439

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内容説明

太陽工業株式会社の新入社員・昭和太郎は、根っからの江戸っ子で、自然児のごとく振舞う。田舎のN町の工場に赴任そうそう、芸者と輪タクに相乗りしたり、ボス相手に乱闘したり、その奇行が町でも会社でも話題になる。そして、町での武勇伝が新聞にのり、会社からは要注意人物視される。だが、このアウトサイダーは、いつしか会社にとってかけがえのない重要人物になっていく。その起伏に富んだ過程を描く、ほほえましい痛快小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

MIKETOM

7
まず、70年前の作品ってことをお断りして。タイトルはもちろん漱石の坊ちゃんからきている。新入社員の太郎は田舎の工場に配属される。そこではいかにも小物の上司がセコイ生き方をしてるのだが、ワルはそれではない。町にヤクザボスがいて警察もお目こぼし。これの息子が恋人のいる女に横恋慕して無理やり婚約したあげくに自宅に軟禁してしまうとか、こんなストーリーありえね~って感じなのだが70年前は有り得たのか。まあそれを太郎が正義感でやっつけるという話。ただし、ラストはサラリーマンの悲哀で終わる。さすがに漱石の時代とは違う。2023/02/03

秀玉

1
う~ん。内容は覚えていないが、この人の作品にはずれは無く(男性、会社員の場合かなぁ)、おもしろく、切ない感じが好きです。2021/06/05

越乃屋

0
1983/5/23読了2013/05/31

hata2

0
源氏鶏太原作ものの中では、リアルさは抑えられている方だと思うけども、最後の何とも言えない哀しさはこの作者のものだと思う。2012/04/21

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