講談社文庫<br> 風、凪んでまた吹いて

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講談社文庫
風、凪んでまた吹いて

  • 著者名:池部良【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2018/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062636520

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内容説明

短気で頑固、ユニークな絵描きのおやじに振り回される、なんともおかしい江戸っ子一家の日常、戦争や映画仲間など、風に吹かれる人々の姿を巧まぬユーモアで活写する。おやじの凧、石坂先生と僕の偽青春、佐田啓二の帽子、可愛い恩人・高峰秀子さんのこと、34歳で演じた「青い山脈」……軽妙にして温か、エスプリに満ちた面白交遊エッセイ。思わず吹き出す60編が、ほのぼのと懐かしい世界へ誘う。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タイコウチ

3
俳優池部良のエッセイ集。いろいろな所(新聞や雑誌)に書いたものを集めたものなので、テーマもあまり統一感がないが、画家だった父親の思い出、映画撮影の四方山話、奥さんのことを含む、日々の雑感のようなものなど。それなりの計算はあるのだろうが、飾り気がなく、あっさりとおおらかな書きぶりながら、さりげないユーモアや文章の落ちを忘れず、粋なおじさんからちょっといい話を聞いた、という気にさせられる。文章のうまさというより、天性の話芸のようなものを感じる。2014/07/25

Giyaman Teialuji

0
笑えます(^o^;)2017/07/01

わかめ

0
颯爽としててユーモアもあって粋な文章。なかなか、良い。2013/12/29

かた

0
しみじみと、良い本だった。戦争の話も重くなりすぎず、軽やかな語り口で綴られている。 池部さんの出演作を見たことがなかったが、この本を読んで、どんな演技をされる方なのか興味が湧いた。2025/04/25

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