内容説明
就活を頑張る陽野ななは、第一志望の会社に理不尽に落とされて、途方に暮れていた。そんな彼女を励ましてくれたのは、突然現れた金髪イケメン――ではなく、彼が持っていたとんでもなくおいしいパンだった。人ならざるあやかしが作ったというそのパンに惚れ込んだなな。ところが、そのパン屋さんは潰れそうで……!? 彼女は、ぶっきらぼうな鵺のパン職人・狂太と、カフェを担当する蠱惑的な妖狐の宗司が営む、あやかしパン屋さんを手伝うことに――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
24
購入本。就活が思うようにいかない主人公が昼間は人間界、夜はあやかしの世界を相手に営業するパン屋を手伝うことから物語は展開していく。まずは冒頭のトーストにじんわりバター、そしてはちみつ…の描写にやられました。あやかしの狂太さんが作るパンはどれもこだわりがあって美味しそう。現実社会では周りの顔色をうかがって自分を出せない主人公がいろんなサンドイッチを作っていくうちに自分らしさ、自信を持っていくのが嬉しかったです。さくさく読めて美味しく、優しい気持ちになる一冊でした。2019/01/16
ミメイ
13
文体がちょっと読みにくかったけど、可愛いお話でほっこり系。楽しめた。タイトルからも分かるけど思い切りファンタジーです。誤植が多かったなー。初版だから仕方ないのかな。2020/02/08
リディア
12
始めのことろ就活で理不尽にはじかれたところはイラッとしたけどその後はうまくいき過ぎという感じで話が進んでった。イケメン二人と楽しく仕事出来そうで良かったこと。(あやかしだけど)パンも美味しそう。2019/07/26
ううち
12
タイトルに惹かれて購入。冒頭のバターとハチミツの食パンがものすごく美味しそうでやられた。甘い絡みもなく、パンに特化?していて読みやすかった。お給料とか福利厚生どうなるのかは謎ですが、そこはファンタジー。帰りにパン屋さんに寄りましたとも。2019/05/02
なな
11
若い頃はパン屋さんで働くのを夢見ていました。なので、パン屋さんが舞台なんて絶対面白いはずだと手に取りました。想像以上に楽しいストーリーでした。あやかしが出てくる小説は正直、身構えてしまうのですが、妖狐の宗司さんも鵺の狂太さんも愛くるしいキャラクターで、可愛がられている主人公のななが羨ましいほどでした。レシピ付きも嬉しいですね。満足のいく終わり方でしたが、続編希望します。2019/01/20
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