イースト新書<br> 中年男ルネッサンス

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イースト新書
中年男ルネッサンス

  • ISBN:9784781651118

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内容説明

とりあえず、生きよう。

「神童」「引きこもり」「一発屋」「一児のパパ」という起伏が激しい人生を歩んできた髭男爵・山田ルイ53世。最近は『一発屋芸人列伝』著者として「ベストセラー作家」の肩書まで加わり、芸能と文筆の二刀流で活躍中である。その山田氏のラジオ番組のヘビーリスナーで、「男性学」の第一人者が田中俊之氏。ともに1975年生まれの〈中年男〉である。
「一発屋」として中年男の生き方を模索する芸人と、社会学・男性学の視点が交差するなか、人間関係のコミュニケーション論、女性との付き合い方、仕事との向き合い方などを切り口に、中年男ルネッサンス(再生・復活)への道のりが見えてくる対談本。

[目次]
1章 〈中年男〉がぶち当たる壁
2章 僕らの歳で友達っている?――人間関係とコミュニケーション論
3章 一発屋になぜオンナがいないのか?――女性とエロ論
4章 僕らどうやって生きていこう?――仕事と働き方論

目次

はじめに 山田ルイ53世
第一章 〈中年男〉がぶち当たる壁
第二章 僕らの歳で友達っている?
第三章 やっぱりオンナって難しい─女性とエロ論
第四章 僕らどうやって生きていこう?─仕事と働き方論
おわりに 田中俊之

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゼロ

100
表題にもあるように「中年男」について、社会学者の田中俊之さんとお笑い芸人の山田ルイ53世が語る対談形式の一冊。結論は「とりあえず生きる」という身も蓋もないこと。読んでて、山田さんが芸人なのもあるのか客観視して物語を考え、分析をしていたので、はっとさせられるところが多かった。おじさんだからこそ、いつまでも夢を見ていたら自分がしんどいし、無駄や失敗を認めさせてくれない世の中っていう肌感覚も分かる。仕事も給料もらって飯を食えていたら、プロの感覚で良い。お二人とも謙虚であり、寄り添ってくれる対談をしていました。2024/08/05

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

30
男爵の大人な人柄が文章の端々から滲み出ている。/「世代」軸は著者らとオレとでは10年ほどの隔たりがあるので感覚を共有できない部分もあるが、全体を通して「なるほど」と得心した。(…それすなわち、オレはもう既に中年マインド?笑) /自分が中年になる頃にはまた時代が違っているのかもしれないが、普遍的真理は多かったと思う。 中年に差し掛かるころにぜひもう一度読み返したい。2019/01/21

塾長

16
お手本となるビジネスマンの本を読むのも良いけれど、たまあには、この本のような等身大の40歳が書かれている本を読み、俺もだわ、と、つぶやき、俺だけじゃないなら、がんばろうと、そっと側にいてくれる本も良い。2019/09/24

takuya

11
ほぼ40代オッさんなので読了。冒頭の「加齢」「時代」「世代」の視点でオッさん問題を捉えるというのは新たな気づきだった。頻繁に出てきた「肌感覚」のアップデートは気をつけたいところです。今40代って、ちょうど昭和団塊ジュニア〜バブル世代と、平成ポストロスジェネの間のビミョーな立ち位置なので、何が正解なのかようわからんです。キーメッセージは「とりあえず生きろ」ということなのでしょう。ゆるーく勇気をつけていただける一冊でした。2019/04/21

Monsieur M.

11
ともに1975年生まれの43歳、社会学者の田中俊之と、お笑い芸人の山田ルイ53世の対談。40代の中年男のしんどさ、寂しさ、戒めや矜持など。わたしもほぼ同世代なので、いちいち身につまされるというか、「わかる、わかる」という感じ。「とりあえず生きよう」2019/04/08

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