天皇を救った男 笠井重治

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天皇を救った男 笠井重治

  • 著者名:七尾和晃【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 東洋経済新報社(2018/12発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492062104

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内容説明

戦後史が動くとき、必ずこの男がいた。

日米開戦回避工作、天皇の戦犯訴追回避、ニクソン電撃訪中
歴史的事件の背後で、「密使」を務めた謎の人物の正体とは?

歴史に位置付けられざるバックチャネル(裏面史)がいま蘇る。

波乱の生涯を描く初の本格評伝。

<本文より>
占領軍司令部でマッカーサーに間近で仕えたフェラーズは日本通として知られた将校だった。笠井は、フェラーズの奮闘を間近で見ていただけではなかった。フェラーズがマッカーサーに提出し、天皇制護持を進言した建白書の作成そのものに、笠井は深く関わり、フェラーズの活動を裏で支えていたのである。しかし、笠井が生前、それを声高に主張することはなかった。(本文より)

<主な登場人物>
昭和天皇、近衛文麿、ダグラス・マッカーサー、チャールズ・ウィロビー、ジョセフ・グルー、マンスフィールド、岸信介、佐藤栄作、周恩来、汪兆銘 etc.

目次

はじめに

第1章 一本の電話
第2章 事件の伏線
第3章 天皇を救った密使
第4章 ナゾの男を追って
第5章 遺された日記
第6章 遺されたメモ

後書きに代えての付記
主要参考文献と謝辞

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2020/08/14

moka

0
日本からアメリカへと向かう機内で一気に読んだ。歴史の表舞台には出ない『密使』。この評伝の主人公である笠井氏の存在自体、知らなかった。証言証拠が殆どながら、1976年の米国上下院議会の満場一致で功績が表彰された始めての外国人となればこの話は本物なのだと思う。 しかし戦前にアメリカへ渡り、米国人と肩を並べ大学で学んだかなりの知識人であっても、心の中には「天皇」の存在は大きかったと改めて思った。2019/03/29

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