文春e-book<br> 家をセルフでビルドしたい 大工経験ゼロの俺が3LDK夢のマイホームを - 6年かけて建てた話

個数:1
紙書籍版価格
¥1,815
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

文春e-book
家をセルフでビルドしたい 大工経験ゼロの俺が3LDK夢のマイホームを - 6年かけて建てた話

  • 著者名:阪口克【著】
  • 価格 ¥1,527(本体¥1,389)
  • 文藝春秋(2018/12発売)
  • 真夏も楽しく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/11)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163909370

ファイル: /

内容説明

一軒家まるごとDIY!
自分の手で自分の家を建てる――これこそ「男のロマン」ではないか!

フリーカメラマンの阪口克氏は、本屋で偶然、ログハウスの本を手にしたことをきっかけに自分で自分の家を建てるという夢にとりつかれます。まずは妻を説得し、その勢いでさっそく土地探し。埼玉・長瀞で288坪の素晴らしい土地を手に入れたものの、実は阪口氏、大工経験はゼロ。貯金をはたいて買った土地を前に途方にくれるばかり。
しかし、このタイミングで待望の娘が誕生。こうなると途方にくれている暇はありません。阪口氏は自らを奮い立たせ、家の設計、電気水道の設置、材木店での材木購入、材木の加工と手さぐりで進んでいきます。
周囲の人たちの力も借りながら2年をかけてなんとか棟上げまでたどりつきますが、素人の工事がそんなにうまくいくはずもなく、ここからはトラブルの連続。屋根の断熱材が強風で何度もとばされて心が折れそうになったり、配管工事の溝掘りを失敗し、雨中の堀り直しで泥だらけになったり、記録的な大雪に見舞われ、完成前なのに家崩壊の危機を迎えたり……。娘はすくすくと成長していきますが、工事は遅々として進まず。いったいいつになったら家族は新居に入れるのか?
家をセルフでビルドしたい、と思い立ってしまったアラフォー大工素人カメラマンが、6年の歳月を費やし、試行錯誤悪戦苦闘の末、ついにマイホームを自力で完成させるまでを綴りました。汗と笑いと涙の建築記であり、家はどうやって作られるのかを知ることができる実用書であり、ひとりの男が夢をかなえる年月を追体験できるノンフィクションです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばんだねいっぺい

30
 人間一度は、家をセルフビルドしたいと思うはずってそんなこともないか(笑)赤ちゃんが犬を抱き締めるぐらいに成長するまで奥さんと二人三脚で行った家づくりの奮闘の日々。家の話は、やっぱり家族の物語になるんだな。阪口さん、あなたは、偉いよ。2018/12/01

おかむら

25
素人がマイホームをDIYで! 一軒家にこんなに多種多様な木材を使うなんて知らなかったよ! 作業工程が迷走につぐ迷走。建っちゃうと見えない部分、防水シートや断熱材や水道配管やらに悪戦苦闘するくだりが面白い!完成した 薪ストーブのある平屋のおうちがとてもいい感じ(隙間風が吹いて薪ストーブだけじゃ寒いらしいが)。2019/03/03

yyrn

19
山小屋ならまだしも、普通の一般住宅を素人が建てられるものなのか?と思い読んでみた。やはり毎日勤めのあるサラリーマンではなくフリーのカメラマンが妻や友達を巻き込んで、工務店とも仲良くなって仕事の合間に取り組む話だが、それでも細切れ作業とならざるを得ず、また素人の悲しさで段取りが悪く、重量物の荷揚げも、玄関ポーチの生コン打設も、下水管の勾配も、すべてが大変だったことがわかる。500万円で3LDKを建てたが、着工直前に生まれた娘が小学校に入学するころに完成するとはさすがに思わなかっただろう。待てた奥様は立派だ。2019/04/22

さすらいのアリクイ

12
写真家の著者が約6年かけて自分と奥さん、娘さんの3人が暮らす家を自分たちで作った記録の本。家作りの話に必ずついてくるお金の話は最初の方で少し出てくるだけで、あとは家を建てる土地を買うという段階から設計、木材加工、屋根、壁、窓、玄関、上下水の設備など家に必要なものを近所の人や知り合い、プロの人の力を時々借りながら作り家を建てていく、という内容。著者の方は冒険家的な気質と、家作りに必要な知識や経験を貪欲に習得していく姿勢やセンスがあり、奥さんは著者自身が家作りすることにOKを出すが口も出す。しかも的確に。2020/01/07

まろまろ

9
未経験者が一人で家を建てるとは。初心者には工程のほとんどに予想外の苦労が伴う。 それでも例えば集成材を使わず自然素材でいくとは、ステキな頑固親父だ。 持つべきものは、ネット環境と手を貸してくれる 仲間か。そして天然漫才を繰り広げる家族。ラストの光景は 胸にジーンときた。 阪口さんのことだから、これからも誰もが驚くセルフサムシングをやってくれることだろう。 2020/03/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13268455
  • ご注意事項

最近チェックした商品