内容説明
――二〇九八年。世界に名を轟かせる巨大複合企業《NJインダストリーズ》が建設した未来都市《ルベルソ》で暮らす高校生・遊磨安佑はある日、異形の化け物《CASクランケ》に襲われる。
間一髪のところを高園カヤという美少女に救われた安佑は、そこで《神性》と呼ばれる特殊能力に目覚めることに。
運命的な出会いを果たしたふたりはやがて、自身の過去と向き合いながら都市が抱える闇に踏み込んでいく……!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
20
【試し読み】試し読み途中から専門用語が多用され、一気に読みにくくなっていた。序盤の解説を読めばいいのかもしれないが、新作なのだから解説なしでも楽しめないといかんなあと。2018/12/07
しぇん
16
最初に用語説明集がありますが、まず是が全く読む気になれず物語を読んで覚える事にしましたが説明が遅く物語りに非常に入りにくい惨状に。途中からは慣れましたが。続くようですが、多分買わないかなと。2018/12/10
真白優樹
16
余剰した魂が異能を覚醒させる未来都市で、元孤児のひねくれ者の少年が、謎の美少女に出会い能力に目覚め始まる物語。―――善か悪か、其れは力の証が決める。 魂が焦げるほどに熱く、装着から始まる異能同士のバトルが真っ直ぐに燃える。そんな熱さが魅力的な物語であり、根底には自分なりの正義の芯を秘めた少年が、正反対の少女とのぶつかり合いを経て大切なものに気づいていく、子供が大人へと成長する物語としても面白い物語である。自分から物語へと飛び込む事を選んだ少年は、どんな成長を見せるのか。 次巻も勿論楽しみである。2018/12/10
HANA
8
近未来を舞台とした異能もの。最初イメージしていたものとは違ったけれどこういった展開も面白い。まだ始まったばかりという感じではあるので次巻が楽しみ。2019/03/07
リク@ぼっち党員
8
専門用語が多すぎて目がすべるすべる。そのせいで勢力の把握も出来てないから善悪がわかりづらく、話に入れなかったかなぁ。じっくり読めばまた違ったんだろうけど、ラノベでパッと理解出来ないのは個人的にきつかった。別にメディアワークスでよかったんじゃない? ただ、主題はヒロイックアクションなので偽悪的な主人公の実は熱い心根はよかった。誰でも守ろうとするカヤに対してサラッとそう切り出せるのがカッコいい。地の文での説明を少なく、二人のやり取りを多めにするともっと読みやすくなりそうかな〜と思う。2018/12/10