ハーレクイン<br> 公爵家の籠の鳥

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ハーレクイン
公爵家の籠の鳥

  • ISBN:9784596917751

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内容説明

貧民街の捨て子は、公爵家への復讐のため、悪魔になった――L・ヒース真骨頂! 愛と罪が交錯するヴィクトリアン絵巻、開幕。

幼い頃に天涯孤独の身となり、公爵夫妻を親がわりに育ったアスリン。次期公爵に嫁ぎ、何不自由のない日々を送るはずだった彼女の世界は、突然現れた大富豪ミック・トゥルーラヴによって一変する。貧民街に生まれながらも、不屈の意志で巨万の富を築きあげた彼は、裏社会を統べる危険きわまりない存在。真夜中を思わせる瞳、官能的な手練手管に、純真無垢なアスリンが抗えるはずもなかった。しかし、ミックが近づいてきたのは壮大な復讐劇のため――30年前に公爵家から捨てられた幼子が、すべてを奪う悪魔となって戻ってきたのだ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

36
冒頭のシーンがとにかく辛いです。なんとなく(もしかして?)と思いましたが、とにかくなぜ愛する被後見人を外に出さずに育てたかの理由も最後にわかり悲しいです。とはいえ、女子がまっすぐ誇り高くとにかく素敵です。気づけば男子はメロメロで、彼女のためならえんやこら。当時の里親システムもおそろしいけれど、子どもが行方不明なまま「保護者」に国からお金が入っているなんていう報道もあるわけで…。コミュニティを改善する、という地道だけれど確実な生活の基盤づくりなどに視野も当てられていて、素敵なロマンスでした。2019/02/02

KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》

33
面白かった(☆∀☆) ロレイン・ヒースも間違いない作家さんの一人。流石です。これを読んだ方の感想で、最後にそう来たか と書いた方が何人かいましたが、その意味がわかりました。確かにそうでした(^_-)2018/12/24

イヴ@乗馬に夢中

24
人生は不公平、それを公平にしようと懸命に生きるトゥルーラヴ家、結果、ラストは誰も傷つける事なく公平に終わった。読み終わった直後すぐ最初に戻り、えそうだったの?とページを確認したけど結局不明だった。本当によくできた話だった。前半は淡々とすすみ、後半ラストにかけて怒涛の展開の嵐。DNA鑑定できない時代、孤児院、時代の問題も提議されていた。トゥルーラヴ家の子供たちの今後もぜひ読んでみたいと思った。2018/12/17

Akiko

18
最後、涙がポロリ・・ってでてしまった。 ロレイン作品、外れないわ。 こちらも続き・・ちゃんと全部翻訳してほしい。 読んであったかい気持ちに最後なる作品最高だ♪2019/04/05

Miyuki_fsog

16
読み友さん達が『そーきたか‼️』と呟いていたので気になって、気になって?笑 あらすじからして かなりダークなストーリーかと想像していたけれど 案外とH/Hともに さっさと恋に落ちちゃうし、ヒーロー・ミックがちっとも悪魔じゃなかった? ミックの弟妹のお話もあるよーなので楽しみ? だけど、この作家さんの途中になってる他のシリーズ 翻訳されないのかしら❓️2019/01/06

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