内容説明
テレビゲーム界のレジェンドが書く、ファミコンから現代までのゲームの歴史と裏側 「ゲームは1日1時間」「16連射」など、かつてファミコンブーム時代に一世を風靡した高橋名人。35年以上ゲーム業界にかかわり、今も現役でゲームに関わる高橋名人だからこそ書ける、テレビゲームの話と自身の当時の裏話を書いた1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
16
図書館本。フォークソングクラブがあるという理由で高校を選び、インベーダーゲームの流行と同時期にコンピューターを購入。当時読んでいた『月刊マイコン』に出ていた ハドソンの広告をきっかけに入社、というのが序章である「高橋名人前夜」に書かれています。〝裏技”という言葉が生まれるきっかけとなったのは「ロードランナー」で、バグを「これ本当の技じゃないけれど、やってみたら面白い技ということで、逆に言っちゃっても いいんじゃないですか?」と(続く2024/06/06
スプリント
12
あれだけ有名になった高橋名人ですが独立はせずにずっと会社員生活を送っているんですね。名人になる前の話や、名人裏話などが面白いです。自社のゲーム以外も詳しくハード・ソフト両方の話も面白かったです。橋本名人がスクエア・エニックスの取締役になっていたとは。。。2018/10/28
ようへい
5
名人稼業の裏側でデキるサラリーマンをしていた高橋名人。様々なアイデアを結構な力技と勢いで実現していくエネルギー。舞台の裏側を興味と感嘆とで振り返ることができます。日本のゲーム業界の発展と文化の定着において欠くことのできない人物です。2018/09/10
niz001
4
高橋名人の自伝というか、いろんな事の裏話というか。高橋名人個人に関しては興味なかったけど、結構楽しい。「高橋名人の冒険島」は「ワンダーボーイ」の画面を目で見てコピー移植したとか。2018/07/12
namegepo
3
ファミコンゲームの一時代を築いた名人の自伝的作品。キャラバンや映画の苦労話というか裏話というか、名人のあの温和な笑顔と語りを想像しながら、楽しく読んだ。 自分にとって高橋名人ブームはほんの少し上の世代でずっぽりではないんだけど、それでも名人は憧れの存在だった。あの頃ファミっ子だった大人はみんなそうなのだろう。 2000年頃の大阪のイベントで握手してもらったのはいい思い出。 これからの益々のご活躍を期待したい。 2018/09/23