二見文庫<br> 胸の鼓動が溶けあう夜に

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二見文庫
胸の鼓動が溶けあう夜に

  • ISBN:9784576171883

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内容説明

古き良き時代の華やかりしハリウッドを舞台に繰り広げられる事件、網のように張り巡らされた謎に挑む一組の男女の運命は──?

ある夜、雇用主・ヘレンの遺体を発見し、逃げ出したアナは、名前を変えてハリウッドのゴシップ紙「ウィスパーズ」の記者として働き始める。新進スター、ニック周辺のスキャンダルを調べていた彼女は、彼に関わった女性たちが不審死を遂げていることを突き止める。その調査を快く思わない人間の差し金でその身に危機が迫るなか、バーニング・コーヴ・ホテルの経営者でかつて有名なマジシャンだったオリヴァーと協力して事件の真相に迫ろうとするアンナ。だが二人の周囲には危険な罠が張り巡らされ……
原題:The Girl Who Knew Too Much

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うにすけ

13
図書館本。ヒストリカルだけど現代的な…と読み進めたら1930年代ぐらいなんですね。(ブラックダリアとかLAギャングうんにゃらぐらいかなと思ったよ)ちょっぴり想像しにくいけども、華やかさは伝わってきますね。最近登場人物が覚えられないんで、誰だ~?!と思いながら読んでしまった…。この時代で他に作品でないかなぁ~!2018/03/08

アカツキ

11
1930年代、大恐慌後のアメリカを舞台にしたバーニング・コーヴ1作目。個人秘書ヒロインは雇い主ヘレンの死体と「逃げて」の血文字に急いで旅支度を始める。お金を貯めている靴箱にはヘレンの手紙と手帖が入っており、手紙には遠くで別人に成りすますように忠告が書かれていた。その後、ヒロインは偽名でゴシップ記者になるが、インタビュー相手が高級ホテルのプールで溺死しているのを見つけて…。ヒーローは元有名マジシャンのホテルオーナー。面白かったけれど、ヘレンの手帖の件があっさり片付いたのに拍子抜け。2020/12/26

みみ45

3
ハリウッドが栄えだした時代の絶妙なヒストリカルで、現代ならありえないことが多数だけど、この時代ならOK。 謎解きもしっかりしていてとても楽しめました2018/02/04

kokorika

2
元マジシャンと記者のカップルという設定が新鮮にだったのでが、命を狙われて逃走中のヒロインはもっと地味に潜んでいたほうが安全だと思った。お話は面白かったが、手帳の事件があっさり解決しすぎと感じた。2018/06/29

みるて

1
図書館の本 読了2019/01/25

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