内容説明
てにをはの深さを習い怖さ知る (柳言より)
短詩型文芸界に燦然と輝く、ベスト・オブ・ベスト川柳!
47都道府県から川柳界を代表する最精鋭の第一線作家による柳言と秀句集、圧巻の川柳作家ベストコレクションシリーズ200。
大阪を代表する川柳作家・村上直樹の渾身の作品群!
本書のサブタイトルになっている作品は著者の代表作「雲ふわりいいなお前は風まかせ」。
あこがれは喜寿白髪で舞うワルツ
朝な夕な眺める山に嘘はない
青空へ声の限りにバカヤロー
犬掻きでゆったり好きに生きてきた
えいやっと跳んだら見えてきた明日
押せば青こぼれてきそう五月晴れ
俺お前会えば十五の雲が湧く
目次
柳言
第一章 川柳一万歩・直樹の春夏1
第二章 川柳一万歩・直樹の春夏2
あとがき