リベラルの中国認識が日本を滅ぼす 日中関係とプロパガンダ

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リベラルの中国認識が日本を滅ぼす 日中関係とプロパガンダ

  • 著者名:石平【著】/有本香【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 産経新聞出版(2018/12発売)
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  • ISBN:9784819112727

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内容説明

経済崩壊、政情不安、「海」への拡張、AIIBという対日宣戦布告……激変する隣国。
「中国の脅威を煽るな」という言説こそを疑え!

「日中関係は新しい段階に入っている」「安全保障・経済・文明という三つの分野で日本は中国問題から逃げられない」「今後、日本が抱える難題はすべて中国問題になる」と警鐘を鳴らす著者。
だからこそ、日本のリベラルの中国認識が国を滅ぼすこともあり得る――ともに1962年生まれの両氏が、「リベラル」と彼らが易々と「プロパガンダ」に騙されてきた歴史を徹底考察、徹底批判!
なぜ彼らは「中国の代弁者」なのか。

【石】日本の「リベラル」と自称する人たちは特に「中国問題」を認めない。
習近平の外交に関して僕が、「国内を意識した強権政治だ」と言うと大学教授は、「習近平さんの外交はリアリズムだ」と言う。要するに、僕がひと言、習近平を批判すると、間髪を容れずに反論するのです。
【有本】朝日新聞の論調と同じですよね。つまり、「中国は、必ずまともになる」という信念みたいなものです。

◎デモは習近平の前でやれ! ◎

◎目次
第1章 史上初の日中関係が始まった
第2章 なぜリベラルは中国を弁護するのか
第3章 「中華帝国」が海を渡るという厄災
第4章 AIIB・一帯一路と日本の戦い
第5章 プロパガンダでつくられた日中関係
第6章 「新中華秩序」から「日本」を守る方法

◎主な内容
「リベラル」は死んでいる/原因があって安保法制がある/「日本が戦争に近づいている」/まるで「年老いた紅衛兵」/習近平は一文も出さずシンパを作る/共産主義者と日本/「中国はきっとまともになる」/「大柄な美女」の殺し文句/習近平の代弁者を買って出る文化人/朝日新聞的「信念」/中国の人権問題を無視する「リベラル」/日本の「中国史」は共産党史そのもの/プロパガンダを持ち帰ったインテリ/用意されていた日本人のためのシナリオ/なぜ中国は尖閣に言及しなくなったか/日中「競合」の理由/仮想的ではなく現実の敵/「日本の影響力」乗っ取り戦略/「バスに乗り遅れるな」と言う人/乗っ取り屋に「一緒に住もうよ」/「日中友好」で育てた下地/「日本の10倍の市場」という幻想/「オオカミの国」が「パンダの国」に/(とう)小平の大芝居/「南京大虐殺」は中国の教科書にもなかった/姉妹都市を使った歴史戦/「内なる中国」のプロパガンダ/「中華民族の兄弟姉妹に向けて」/国策となった中国の「日本叩き」/「配慮」した後に続いた敗北の歴史/中国人の「歴史」に史実はいらない

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やじ

27
日本におけるリベラルとは、あの新聞を読める自称地球市民。9条を崇拝し、話し合えばわかると信じている。「アジアで唯一の馬鹿な国」とほくそ笑む中国を。戦う日本人を蔑み、後ろから撃つリベラル達。日本人より中国に配慮する彼らは習近平の代弁者だ。中国は永遠に歴史問題で日本を叩く為に、今年3つの国家的記念日を制定。戦ってもいないが抗日戦勝などと嘘を平気でつく。国家的行事を続けていけば、世界は嘘などと思わなくなる。日本は徹底抗戦しなければまた負ける。日米同盟は何としても守らねばならない。負けるもんか。凄く良い本!2015/11/24

ぷれば

11
石平・有本両氏による対談本。2016年になり、まだ1月中旬にかかわらず世界中が大混乱。アジアでも中国経済不安、南沙の滑走路完成間近、北朝鮮の核実験、テロ頻発など暗いニュースが続く。中国の長大な謀略・プロパガンダにがんじがらめな日本。中国に造詣深い両氏の本音辛口対談は、今まさに必読だと思った。それにしても日本…無防備すぎない?あらゆる面で。警鐘を鳴らし続ける両氏に感謝したい。2016/01/18

ミム

6
対談ですが、よく整理されていて日中の関係がよくわかりました。2016/02/13

ココアにんにく

5
石平さんパンダみたい。パンダってチベット産なんですね。読むきっかけは、外国の友人との会話(もちろん日本語で)「日本のリベラルってオカシイ!」でした。読んでその意味がよくわかる。思い込みや決めつけのプロパガンダ記事・報道が多い。 ネットの発達ですぐ嘘がばれるのに。 右や左のイデオロギーよりリアリズムが大切。筆者の2人は是々非々ですね。なのでキツイ!中国のしたたかな長期計画。日本の「嫌われたくない」外交。対立を極度に避ける。顔色をうかがうし、自虐ネタも連発。まるで自己免疫反応。なんか自分 自身みたい2016/04/25

由愛

4
2年前の本であるが、現在の日本で起こっている事の背景がよくわかる。来月の虎の門ニュースで著者二人のタッグが楽しみである。2017/07/26

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