集英社文庫<br> さくら日和

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集英社文庫
さくら日和

  • 著者名:さくらももこ【著】
  • 価格 ¥506(本体¥460)
  • 集英社(2018/12発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087461350

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内容説明

21世紀を前にして、人生最大の危機に陥ったももこさん。「ママは本当はさくらももこなんじゃないの?」と息子が疑いを抱き始めたのだ…。「深まる息子の疑惑」はじめ、父ヒロシを連れての社員旅行など、抱腹エピソードが満載。「おめでとう新福さん」で前代未聞のパーティーの主役となった、元担当編集者からの渾身の質問をお楽しみ巻末付録に。人気爆笑エッセイがますますパワーアップして登場。

目次

お兄ちゃんのスカウト
おめでとう新福さん
ヒロシの調子
浄水器のフィルター
深まる息子の疑惑
母の心配
くいしんぼう同盟の結成
台湾台風ふたたび
健康の研究
寝相の研究
馬場さんのうちにいく
ズル休みをしたがる息子
町内の春祭り
その後の近況
新福さんをたたえるパーティーの脚本
新福さんからさくらさんへ9つの質問

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

114
さくらさんが離婚されていたことにまずびっくりです。でも息子との生活は楽しそうで何よりです。息子にさくらももこだとバレそうになっているときの話が面白かったです。2015/12/13

あっか

69
新福さんのくだりが全体的に笑えましたー!(≧∇≦)その後の近況は特に声に出して笑いました。新福さんを讃えるパーティーの内容が想像以上にくだらなすぎて…笑 エッセイを読んでいると、さくらさんは本当に楽しいと思うことに全力で取り組んで来たんだなあとじんわりする。最初と最後の方に、もしわたしが死んだら…や(←内容的にはやっぱり笑えるのですが)死生観の話が出てきてちょっとドキッとしました。でも、色々なエッセイを読む限り彼女が思う通りの人生を生きられたんじゃないかなあ。今後もたくさん再読して元気をもらいます!2018/12/09

67
図書室本。程よくくだらないエッセイ。くだらなさに思わずすくっと笑ってしまう。ちびまる子ちゃんは幼い頃頃から親しみがあり今でも好きなアニメですが、本は読んだことないなと思い、手に取りました。恐らく、普通の一般家庭でも、起こりうるくだらなさなのだろうとは思うけれど、それを取り上げて書くのがとても上手い。面白いな、緩いな〜と思える。本のタイトルの裏話や、母親をさくらももこなのではないかと疑う息子さんのお話が面白かったです。他のエッセイも読んでみたいです。2016/07/12

優希

66
面白かったです。日常をおけるちょっとしたことを色々つづっていますが、クスリと笑えました。最初にしていたちょっと深刻な報告も忘れそうでしたし。元気をもらえました。まだまだ活躍して欲しかったです。2020/08/30

miyumiyu

62
朝井リョウの「風と共にゆとりぬ」でこのエッセイが好きと紹介されていた「おめでとう新福さん」。新福さんを讃えるために大人たちが全力でふざける(笑)「ヒロシの調子」父ヒロシの話が最高(笑)。賀来千香子のお兄さんをスカウトする「お兄ちゃんのスカウト」から、くいしんぼう同盟、台湾旅行、どれもクスクス笑える。没後フェア、死後の印税は、現実になってしまい胸が痛んだが、当たり前の日常、当たり前こそ心に残る、さくらさんのエッセイは大好きだ。2020/08/10

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