ゴルゴ１３×佐藤優 Ｇのインテリジェンス

著者名：佐藤優【著】/さいとう・たかを【著】

小学館（2018/12発売）

• ISBN：9784093886581

内容説明

※この作品は固定レイアウト版です。
レイアウトの関係で、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。


世界とニッポンの「裏」をディープに読む！

世界中のインテリジェンスの専門家に接する佐藤優氏が、「これは敵わない」と瞬時に白旗をあげる人物がいる。それがゴルゴ13、通称「G」だ。

ゴルゴの圧倒的な強さの秘密は、奇跡的な狙撃力だけでなく、実はその「インテリジェンス能力」にもある、と佐藤氏は分析する。

欺瞞に満ちた情報が氾濫する現代社会を生き抜くため、私たちは今、「Gのインテリジェンス」を学ぶ必要がある――。


本書は、ゴルゴのインテリジェンスの秘密を解き明かすだけなく、物語の題材としても人気を集めた「トランプ大統領」「貿易戦争」「AI」「仮想通貨」「ドローン兵器」「フェイクニュース」といった旬のテーマについて、インテリジェンスの視点も交えつつ、ディープに解説します。

その上で、ビジネスパーソンに必要なインテリジェンス能力の本質と、それを得るための具体的な方策についても提案します。

また、「『ゴルゴ13』連載50周年」を記念し、作者のさいとう・たかを氏に、佐藤氏が直撃取材を敢行！　「ゴルゴはなぜ人前で食事をしないのか？」「孤独でも100％仕事を成功させる極意」など、意外な事実が明かされます。

※この作品の容量は、59.6MB（校正データ時の数値）です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[gtn]

独裁者だが、外交力は韓国文在寅を凌駕していると金正恩を評価する著者。「国家の介入によって国民を統合し、自由主義的な資本主義が生み出す問題を克服していこうとするもの」と本書で「ファシズム」の定義を示しているが、金正恩の例はファシズムの長所の一つかも。

2021/07/17

[サトシ@朝練ファイト]

意外にも面白かった。いわゆるフェイクニュースにも言及があり教育の重要さを実感した。

2019/06/30

[ちくわ]

国際問題や諜報には詳しくなく、佐藤優さんの解説についていけないところもありました。しかしながら、未読ですが「ゴルゴ１３」が、世相を正確に反映し、なおかつメッセージ性に富む素晴らしい漫画だということはよく分かりました。（☆３）

2019/01/05

[Tenouji]

ゴルゴ13の解説本として、素晴らしい！さいとうたかを氏との対談もイイ！

2018/12/20

[まると]

佐藤優さんが出している数ある共著の中でも、出色といっていい出来なのではないか。最も得意とし、好きなテーマでもあるインテリジェンスについて語っているからでしょう。これまでで最高ともいえるキレッキレの鋭い分析でした。齢８０を超えてもなお、トランプからＡＩ、ドローン、フェイクニュース、仮想通貨まで、現在・未来を先取りするテーマを事も無げに扱う、さいとう・たかをさんもまた、凄まじい人物でした。

2020/03/14