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内容説明
「ヒロシです」で一世を風靡した芸人・ヒロシがYouTuberになっていた。お笑いネタは一切流さず、ひとりでキャンプする様子を黙々とアップするだけ。そんな地味な動画なのに登録者数は増え続けて20万人を突破。尖った才能がなくても、人脈がなくても、ただ好きなことだけして生きていく。大手プロダクションを辞め、大金も手放し、自殺寸前まで追い込まれたヒロシがたどりついた、新しい生き方。それが働き方1.9。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
90
芸能界の裏話(?)っぽいところが面白かった。売れているように見えても、たいていの芸能人は下請け会社のように大手テレビメディアの意向に沿って唯々諾々とならざるを得ないこととか。そういえば堀江貴文さんの友人で、コンビニアイスをとことん追求しているアイスマン福留さんもヒロシさんと同じような考え方の本を出版されていたと思う。2019/03/18
booklight
31
芸人ヒロシのyoutubeでの成功について。色々やって種をまいて、大きく育ったのが「ソロキャンプ」。なんでもありのバトルロイヤルだと、何が当たるかわからないので、種を多くまくのは大事。デジタルは独り勝ちしやすいからニッチが大事。後付けの本だが非常によくまとまっている。むしろこうした成功に導いたコンテンツ力とか、ネガティブだけど続けられる「無言実行」とか、身近な人に相談しないとか、そういう部分が役に立ちそう。自分の何を芸として売るか、という意味では荒波にもまれている人なので、生き抜くための諦念が違うのかな。2024/05/01
Y2K☮
31
ソロキャンプの第一人者が説く丸くないスペシャリスト向けサバイバル術。大切なのは変態的且つニッチな愛の発信。著者はYOUTUBEで初めて得た数百円の報酬にかつてない喜びを得たらしい。よく分かります。私もnoteで作った「SUI」というwebマガジンが売れた時の210円の感動は一生忘れない。今はnoteで書評、小説、妄想プロレス記事と種を蒔いている段階。どれかが実を結ぶといい。非正規書店員も楽しみつつ「好き」を毎日続けていこう。まずは苦労幻想からの脱却。あと無理をせずマイペースで。真の失敗は何もやらないこと。2020/07/01
Yuuki.
29
意外なくらいタレント本感が薄くて、しっかりビジネス本だった。伝えたい事とは関係無い身の上話や、本人の写真などは一切無く、一貫して働き方についての解説。普段ビジネス本を読まないので、他と比べてどうなのかは分からないけれど、これは分かりやすいうえ、フリーランスで基本的に一人で働いている自分にとっては、これからお金を稼いでいくためのヒントとなる事が書かれていて物凄く良かった。ヒロシの著書という理由だけで読んだので、かなり得した気分。2018/12/13
ベランダ
27
無言実行でこっそり始めるっていいな。それでもって、気楽に楽しめることでたくさん種をまく。プレッシャーになることは続かないものね。得意なことと好きなことは違うっていうのもわかる。最近、私の得意なことを見て、友達が「仕事にしたらいいのに〜」ってアドバイスくれるんだけど、まったくやる気が無いのにそう言われると褒めてくれてるはずなのにイライラするという現象が。なんかモヤモヤしてたんだけど、この本で2箇所くらいに決定権のない人の無責任アドバイスの害について書いてあってちょっと整理された。言葉を真に受けすぎてるだけ?2019/03/15