ロビー・ロバートソン自伝 ザ・バンドの青春

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ロビー・ロバートソン自伝 ザ・バンドの青春

  • ISBN:9784866470535

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内容説明

カナダで生まれ、ユダヤ人の父とインディアンの母を持つ男がアメリカ音楽の核心に、
仲間(ザ・バンド)とともに迫っていく過程を描いた傑作ノンフィクション。

追憶と驚異の書。アメリカ音楽が魅惑的だった時代、その場に、そのすべての中心にいた男による証言だ。言葉のひとつひとつから、音楽が聞こえてくる。―――マーティン・スコセッシ(映画監督)

読む手が止まらない。時代のドキュメントとしては、もっとも優れたもののひとつであり、ロックンロールについて書かれた書物としても、史上屈指のすばらしさ。―――ヤン・ウェナー(ローリングストーン創設者)

ロビー・ロバートソンのように物語れる人間はほかにいない。どのページからも彼の愛情、情熱、そして音楽的才能が感じ取れる。―――デイヴィッド・ゲフィン(アサイラム・レコード、ゲフィン・レコード、ドリームワークス創設者、起業家)

☆ニューヨークタイムズ・ベストセラー!
☆A Rolling Stone Top 10 Music Book of 2016

本書で語り継がれる60年代~70年代の神話。
ボブ・ディラン、ラスト・ワルツ、ウッドストック、ベアズヴィル、ザ・ビートルズ、ニール・ヤング、エリック・クラプトン、ジョニ・ミッチェル、マディ・ウォーターズ、ヴァン・モリソン、ドクター・ジョン、ボビー・チャールズ、ロン・ウッド、ロニー・ホーキンズ、ポール・バターフィールド、トッド・ラングレン、ジョン・サイモン、イーディ・セジウィック、アルバート・グロスマン…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Y.Yokota

5
カナダ・アメリカのバンド、The BandのRobbie Robertsonによる回想録。すでにLevon Helmがドラマーとして在籍していたRonnie Hawkins and The Hawksにロビーが加入してから、ボブ・ディランのバックバンドへの抜擢、ザ・バンドとしての旅立ち、そしてラストワルツでの解散まで書かれています。ジミ・ヘンドリックスやJesse Ed Davisらとの親交も面白いですが、やはりディランと出会い、話し、演奏する様が、文字を読むだけで震えるほど素晴らしい。2020/09/23

金北山の麓に生まれ育って

4
【ドラッグまみれ】自伝ではない、解散までを描いてる。ロビー自身のエピソードよりボブ・デュランはじめ伝説の有名人とのエピソードが面白い、中盤はザ・バンドのファーストアルバムの誕生の様子に痺れたが後半はドラッグまみれで陰鬱になって読むのが辛かった。ロイ・ブキャナンとのからみ、結局俺は勝ったと肩に力を入れて自慢しているが本当かどうか解らないが過剰な対抗心が感じられ興味深い、ロビーの実父はペテン師だったようにこの本もどこまで本当かな?と。登場人物の多くが亡くなった2016年だから書けたのではと疑ってしまう。2019/12/28

ウクレレまさあき

2
「The Band 軌跡」に少し遅れて読んだ。ロビーによる、ホークス加入からラストワルツまでが描かれてる。この本のほうが読みやすく、ポジティブでワクワクした。特にボブ・ディランとの絡みは、ロビーと一緒に”ディラン体験”をしている様で面白かった。 「ラストワルツ」はロビー主導のイベントだけに、思い入れから細部まで興味深く読んだ。映画、CDで体験しているからこそ、いろんなことが、人が繋がって嬉しくなった。また映画観たい。 その後のThe Band は悲しい。だからワクワクした分、切なくもある。2019/04/11

呑司 ゛クリケット“苅岡

0
「かつて僕らは兄弟だった」見た後なので、単に証言と題されたこの本の位置付けがネタ元の本なのかどうかはわからないものの、ロビー目線のザ・バンドの歴史総括の話としても、当時の音楽業界の話としても興味深く読めた。500ページ超の本なのに、もっと読みたい、もっと知りたいと思わせるのは、やはりザ・バンドの偉大さの賜物なのか、また、ラスト ワルツを見たくなった。2021/11/19

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