オーロラの話をしましょう - 世界的権威が語る オーロラ研究の黎明期から最新研究

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紙書籍版価格 ¥1,760
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オーロラの話をしましょう - 世界的権威が語る オーロラ研究の黎明期から最新研究

  • 著者名:赤祖父俊一
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 誠文堂新光社(2018/11発売)
  • シルバーウィーク後半!Kinoppy電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~9/26)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784416618363

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内容説明

『オーロラは、どうやってできるの?』
誰もが一度は疑問に思ったことがあるのではないでしょうか。

毎年冬になると、オーロラを見に行く内容の番組や記事がテレビ・雑誌などで頻繁に紹介され、オーロラと言えば冬の定番企画です。

また、タブレットや携帯電話など電子デバイスが普及した近年では、オーロラ発生の一因でもある太陽フレアが引き起こす電波障害が、重大問題として身近なものになりました。

この太陽フレアについては、オーロラ研究においても重要な研究であり、太陽フレアの解明が進むとともにオーロラについても年々研究が進んでいます。


この本は、オーロラ研究における世界的権威・アラスカ大学の赤祖父俊一教授が「オーロラ」について解説した本です。

オーロラの起こるしくみを科学的に解説しただけでなく、赤祖父教授の60年にわたるオーロラ研究人生での苦労話やこれまでの研究成果および今後のオーロラ研究について、最新のオーロラ画像や研究資料でやさしく・わかり易く紹介しています。

山登りに夢中だった当時大学生の赤祖父教授が、登山道具を買うためのアルバイト先でひょんなことから「オーロラ」と出会い、オーロラ研究の世界的権威である教授に手紙を書いたところ、アラスカに呼び寄せられたエピソードや、『友好的な意見の不一致』と表現した科学者らしい友情の育み方など、心おどる「物語」にあふれています。

いたるところで、研究者のひらめきに触れ、彼らの頭の中を垣間見ることができる、科学好きはもちろん、理科が得意でない人でもワクワクしながら読み進められる内容になっています。


なお、本書は天文ガイドに連載した連載記事をベースに、加筆、修正および構成を変え書籍化したものです。

目次

●第一章● オーロラという言葉との出会い
 「オーロラ」という言葉との最初の出会い
 地磁気に導かれて?「オーロラ」という言葉との二回目の出会い
 私のオーロラ研究の始まり
 アラスカ大学地球物理研究所
 チャップマン先生との出会い
 オーロラは空のどこにあるのか
 オーロラの形

●第二章● オーロラの環
 オーロラ・オーバルをめぐる論争
 昔の人や現地の人のオーロラ観

●第三章● オーロラの光と活動
 オーロラの光と色
 オーロラと北極探検物語
 オーロラ研究の歴史
 全天カメラの画像の解析
 オーロラ爆発の様相の解明
 ジェット機でオーロラ爆発を追いかける

●第四章● 人工衛星の活躍
 人工衛星によるオーロラ観測の始まり
 オーロラからの電波
 オーロラ電子の加速
 オーロラからの音
 オーロラによる障害
 プロジェクト「ハープ」
 ロケットによるオーロラ研究
 オーロラの絵画と詩、小説

●第五章● オーロラ発電機と電流回路
 磁気圏と磁気嵐
 太陽風の磁場
 オーロラ発電機の発見
 オーロラ現象とオシロスコープ
 地磁気の変化から電流とその回路を探す
 アルベン先生との出会い
 チャップマン先生とアルベン先生

●第六章● オーロラ爆発と磁気嵐(リングカレント)
 オーロラ爆発は放電現象
 爆発はひっくり返る桶による
 一つ目玉の電流系の発見(桶の起こす電流)
 オーロラ爆発のエネルギー(桶の大きさ)
 ひっくり返る桶の存在の証明
 三次元放電(桶の)回路の確認
 磁気圏尾はひっくり返る桶ではない
 ひっくり返る桶は磁気圏本体にある
 爆発のための(桶がひっくり返るためにできる)発電機
 爆発発電機はいかにしてできるのか
 オーロラ爆発の本質
 磁気嵐の主相とオーロラ爆発
 リングカレントの本質
 磁気嵐とオーロラ爆発が同時に起きる
 リングカレントと磁気嵐
 磁気嵐中、オーロラ爆発は数回起きる

●第七章● 太陽黒点、太陽磁場、太陽圏、銀河の磁場
 太陽黒点とは何か
 現在信じられている双極黒点生成論
 双極黒点の不思議
 単極黒点の不思議
 私の双極黒点の生成論
 なぜ双極黒点が単極磁場の境界にできるのか
 太陽のソース面から見た磁場とオーロラ
 太陽磁場の逆転の不思議
 惑星・地球・パルサーの磁場
 惑星間空間磁場と二七日周期のオーロラ活動
 皆既日食時のコロナの形の予想
 太陽圏と銀河系の磁場

●第八章● 太陽面の爆発現象(フレア)とオーロラ
 フレアを発電作用による現象と考える
 フレア現象
 フレアの発電機
 ヘレンおばあさんと黒点なしのフレア
 黒点なしのフレアと黒点付近に起きるフレア
 フレアのエネルギーはどこに貯えられるのか
 コロナ内での磁場再結合理論
 アルベン先生の磁場再結合理論への反論
 フレアのエネルギーはどこで電力になるのか
 フィラメントの爆発
 惑星間空間における磁気雲
 磁気雲によるオーロラ嵐
 太陽からの準宇宙線
 磁気雲の行方

●第九章● オーロラ研究の将来と研究の仕方についての私見
 宇宙天気予報
 太陽系外の惑星の生命を探す
 オーロラ研究の将来
 どのようにして研究を始めるべきか
 パラダイム
 理論屋と観測屋
ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

氷柱

6
542作目。1月1日から。専門的な一作。専門書にしては読みやすく、入門書にしては少しハードルが高い。物理の学習が十分でないと特に後半の内容を理解するのは難しい。それでも作者の「疑う」という姿勢は見習いたい。オーロラの発生のメカニズムの常識を覆し、解き明かすまでの過程は他の事にも活かせそうだ。空の彼方100kmも上空で起こる不思議な現象には、外見だけでなくその内面についても魅力が溢れている。2020/01/02

ゆちこ

1
オーロラは真冬に行けば見られる訳ではないんだな😳 読み進めていくほどに著者のオーロラ愛を強く感じて、内容は専門的で難しいけれど、とても楽しかった。オーロラ見たいな〜!2018/06/29

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