愛して子育て いきもの図鑑

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愛して子育て いきもの図鑑

  • 著者名:今泉忠明
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • カンゼン(2018/11発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784862554659

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内容説明

愛して育てる気持ちってすごい!

66種類のいきものたちの
ふしぎとおどろきのおもしろ“子育て行動をピックアップ。

『ざんねんないきもの事典』監修・今泉忠明氏による最新いきもの図鑑です!


「なかよし家族の子育て」
「群れのチームワークで子育て」
「愛情いっぱいお母さんの子育て」
「動物界のイクメンお父さん子育て」
「ふしぎな子育て」

のジャンルに分けてかわいらしくて
おもしろいフルカラーのイラストとともにたのしく解説します。

いきものの子育ての方法はなんとかして次の世代に子孫を残すために
進化を続けてたどり着いたもの。

いきものたちのがんばっている子育てエピソードの数々にたくさん笑って、
おどろいて、感動してください!

本当におもしろくてためになるいきものたちの“愛と子育てのお話。

子どももおとなもいっしょに楽しめる一冊です!


ほとんどのいきものは卵か子どもを産んで生命を次の世代に伝えていきます。
でも卵や子どもをどのように育てるかは、千差万別、いろいろです。
海や川や湖の中に産みっぱなしのものがいると思えば、
手間ひまかけてきっちりと育てるものがいます。

この本にはゆかいな子育て、大変な子育てなどいろいろ登場します。
私たちヒトは、愛情をもって子どもを大切に育てますから、
どうしても同じような感覚で動物たちの子育てを見てしまいます。

しかし、学者の中には、動物の子育てに愛情などはない、と言い切きる人もいます。
動物の子育てについてはわかったようでわからないことがたくさんあります。
この本を読みながら、動物の子育てを人間の側から見たり、
動物の側から見たり、立場を変えて考えてみてください。

どうして人間がこのような子育てをするようになったのか……。
少しわかるようになると思います。

今泉忠明 (「はじめに」より)


≪目次≫
はじめに
子育てするいきものたち

第1章 なかよし家族の子育て

フェネックのお父さんは外で働きお母さんは家を守る
アカギツネの親は甘えんぼうの子どもにかみついて自立つさせる
家族みんなで子どもを育てる愛情いっぱいのコツメカワウソ一家
産まれてすぐに水泳教室スタートアメリカビーバーの英才教育…など

第2章 群れのチームワークで子育て

ハイイロオオカミの群れはリーダーの子どもをみんなで育てる
いつも子どもが最優先のリカオン一家の子育て
ブチハイエナの子どもは大事に育てられて生き残りやすい
子育て中のメスライオンは群れの子どもみんなのお母さん…など

第3章 愛情いっぱいお母さんの子育て

アライグマのメスはできるまでやらせる教育ママ
お母さんから子どもに受け継がれるサーバル秘伝の狩りの技術
ホッキョクグマのメスは子育てのあいだは何も食べない
母から子どもへニホンツキノワグマの生きる知恵…など

第4章 動物界のイクメンお父さんの子育て

「こんな父親になりたい! 」が詰まっているカピバラのパパ
ゴリラの子どもたちは立派なリーダーの背中を見て育つ
クリムネサケイのオスは子どものお水を羽毛で運ぶ
トサカレンカクのお父さんは子どもたちをだっこして守る…など

第5章 ふしぎな子育て

カッコウはほかの鳥の巣で子どもの世話をさせる
ミズベイシチドリはワニの力を借りて敵を追いはらう
卵のお世話をほかの鳥に押しつけるズグロガモはちゃっかりもの
スズメのメスはライバルの子どもを殺してしまう! …など

結論
さくいん

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみきーにゃ

71
《図書館》アザラシの子育ては4日に一番驚いた!自然界で生きていくためには色々工夫して子育てしていかないと子孫は残せないんだね。2019/01/22

あっか

52
いきもの図鑑シリーズ最新刊。人間みたいに(いやそれ以上?)家族仲良く協力して子育てする動物もいれば、すぐ子育てに興味をなくすのに会えば子どもでも食べちゃうという最低夫な種、イクメン…と本当に様々!ゾウの子育て期間、人間とほぼ一緒じゃん!とか、フラミンゴってそんな風に育てるの!?と知らなかったけど面白かった事実が多々♪相変わらず着眼点が面白くて、生物のことを色々学べますね。わけあって絶滅しました、も早く読みたい!2018/08/27

14
親が他の鳥の巣に卵を産み付け、一番に孵化し、それ以上迷惑をかけることもなく、湖に泳ぎ去って行くズグロガモの平和な託卵がよかった…。同じ託卵でもタンザニアのシノドンディスはマウスブリーダーと呼ばれる鯰の卵の中に、自分の卵もまぜ、早く孵ったしのどんはバクバク稚魚を食べまくる。しんどい。マンボウは相変わらず卵3億個産みっぱなしになってた。事実ではないって否定されてるけど、なかなか広まらないね。卵子の数みたいなモンだから、一人の女性は20万人子ども産みますってのと同じレベルで違ってるとマンボウ博士が書いてたぞ。2019/01/09

遠い日

11
今回も今泉さん、みごとにコンパクトに情報をまとめ上げ、ネタ本を読む感覚で楽しみながら読みました。生き物たちの子育ては不思議に満ちている。ファミリーで子育てするもの、父親だけが、母親だけが、群れで、といろいろなパターンがあるのは、それぞれの生態と大きく関係する。いつかは子別れするとしても、「育てる」行為は種を保つために必要でだいじな行為だ。2018/07/17

dolce vita

8
ジャコウネズミの家族列車、スパルタアライグマ母、怪我したふりをするコチドリ。見たいものがいっぱい。動物にも愛があふれてる。2019/04/14

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