内容説明
1988年、世はバブル景気の頂点。「神の手」を持つ佐伯教授が君臨する東城大学外科教室に、帝華大の「ビッグマウス」高階講師が、手術の新兵器「スナイプ」を手みやげに送り込まれてきた。高階と真っ向から対立する「オペ室の悪魔」渡海。研修医の世良は、大学病院の激震に翻弄され……。『チーム・バチスタの栄光」につながる海堂ミステリーの原点。日曜劇場原作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そる
176
新装版が出てるなんて知らずにブックオフで上下巻買ってしまったよ。1冊で持っておきたかったし、感想もこっちに登録したかったけどもう書いてしまったうえに字数を詰めるのが大変なのでこのまま登録します。ドラマ帯も着いてたので保存用にと買ってしまいました。というわけで感想は上下巻の方に書いてます。2018/05/27
KAZOO
164
テレビは見ないんですが、最近JRなどに広告が出ていて非常に読まれえていることもあり3部作を読んでみようと思いました。竹内、二宮や小泉、内野、市川猿之助が出ているということでイメージしながら読みました。話は結構医療用語が出てくるのですがあっという間に読めました。医者としての矜持などを新人研修医を狂言回しのような感じにして作者は言いたかったのでしょう。内野の役を昔であれば佐藤慶、ちょっと前では山崎努、仲代達也、現在では役所広司などをイメージしました。二宮と小泉は少し若すぎる感じで市川猿之助などがよかったのでは2018/04/23
ゴンゾウ@新潮部
138
医療の専門用語が多いがストーリーが良く出来ているので苦になりません。登場人物も一癖も二癖もありドラマ化されるのが頷けます。ドラマ良かったが原作も。2018/12/24
森林・米・畑
131
ドラマを見てから読みました。登場人物と役者を照らし合わせてしまいますが、ドラマと小説では渡海先生のイメージが違います。昭和の頃のお話だけあって病院内での喫煙シーンとかもあり、時代を感じます。2018/09/13
サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥
116
登録1500冊。「バチスタシリーズ」のエピソードゼロ。1988年、まだ若かりし頃の高階先生が簡便に手術が行えるという「スナイプ」という新兵器を手に天下の帝華大から東城大に乗り込んでくる。あの「タヌキおやじ」が若い頃はこんな人だったのねえとか、田口、速水、島津、花房らの初々しい姿を見ることができてシリーズファンには嬉しい一冊。あ、もちろん医療エンタメとしても面白かったです。困難な手術が誰でも簡単にできて多くの人を救えるのは良いことだが、それにより技量の無い医者が手術をするのは困る、難しい問題ですね。★★★★2018/05/02
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