幻冬舎新書<br> 《唯識》で出会う未知の自分 仏教的こころの領域入門

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幻冬舎新書
《唯識》で出会う未知の自分 仏教的こころの領域入門

  • 著者名:横山紘一【著】
  • 価格 ¥815(本体¥741)
  • 幻冬舎(2018/11発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344985315

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内容説明

「心はどこにある?」「自分って、何?」「死んだらどこに行く?」――現代人は、さまざまなギモンに対してすぐに答えを出したがるが、科学の知識を駆使しても解答の出ないことは多い。そんなときに、考えるヒントをくれるのが哲学だ。中でも、仏教哲学の基本とされる《唯識》を学ぶと、「すべての物事をありのままに受け入れる」力がつく。しかし唯識は難解だ。そこで著者は、プラトン、ニーチェ、老子など世界の哲学者の易しい言葉も引用、比較することで、唯識の特徴をわかりやすく解説。高校での講義録を再編集した、仏教思想の入門書。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ビイーン

28
三島由紀夫の豊饒の海を読み、阿頼耶識や唯識思想を知りたくて本書を手にしたが、理解が深まるどころか益々分からなくなる。2022/08/02

よし

3
「唯識」については理解できませんでしたが、本書のまえに、枡野さんと松重さんの対談で「十牛図」の本を読んでいたので、「穢れのない無欲なもう一人の自分(牛)を探す」理解を持って本書を読んだので書いてあることは「なるほど」と思って読めました。2023/05/31

flteeneous

2
・自分を除いたあらうる人々、ないしあらゆる事物は、自分にとって、自分の行動に対して、何も妨害をしないという意味で、逆にわたしと深い関係を結んでいる ・一人一宇宙――ある意味でこれは真理です。それならば、軽々しくその宇宙を創ることも、さらには、それを無惨にも破壊してしまうことも、許されてよいはずがありません ・コンプレックスを意識することは、それに打ち勝とうとするたくましい余力を持っている証拠 ・いかんともしがたい束縛に対しては、勇気をもってそれを直視すること、それが束縛からの脱出だと確信します2019/10/03

AtoZ

1
よくわからなかった・・。2023/02/12

Hisashi Tokunaga

1
唯識論を少しでも解りやすく解説してもらおうとしたがちょっと期待外れ。カンタンにわかろうとすると西洋哲学や倫理観が説明に利用されるんだね。阿頼耶識くらいは説明できる程度に語って欲しかった。2022/05/25

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