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内容説明
平成31年4月30日をもって今上天皇は退かれ上皇に、皇后陛下は上皇后に就かれる。翌5月1日に皇太子殿下が第126代天皇として即位される。江戸時代の光格天皇以来202年ぶりとなる今回の譲位を前に、世界でも類を見ない極めて永い歴史を持つ皇室の制度から元号まで、常識として知っておきたい基本を紹介。天皇のお務め、宮内庁の役割、皇室警備の実態、宮中祭祀や陵墓、そして皇位継承問題の論点まで、硬軟織り交ぜて幅広く網羅する、元宮内庁担当記者による入門書決定版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
17
秋篠宮さまが皇位継承順位第一位、つまり皇嗣(こうし)となるが、皇太子は空位となる。理由は皇太子は「皇位を嗣ぐ者(皇位継承順位第一位)」であって、さらに「皇子(天皇の子)」でなければならないからだ。ただし、今回の皇室典範特例法では第5条に「皇嗣となった皇族に関しては、皇室典範に定める事項については、皇太子の例による」と定められ、秋篠宮さまは事実上の皇太子として扱われる。秋篠宮殿下にはお立場に敬意を示すため「皇嗣殿下」という敬称が使われることになった。公式の場では「秋篠宮皇嗣殿下」などと表記されることになる。2019/01/08
a43
10
付箋だらけになっていた。ファンとかではないからこそ「入門」。後半は戦争のことも多く、それ以外でもうるっときた。剣と玉を継ぐのは「国事行為」、鏡は天照大神(宗教)が関連するから「皇室の私的行為」ということだろうか。日本人細かい。まあ、これが日本人2020/03/29
よう
5
図書館本。2022/08/27