内容説明
今日も何処かで、誰かが犯人にされている!?子供の頃の夢を今もなお追い続ける自称女探偵、雲雀野《ひばりの》八雲《やくも》。渋々ながらも、そんな幼馴染に振り回される、助手役を押し付けられた明義《あきよし》。二人が繰り広げた事件の全貌は……暗雲立ち込める真実か、あるいは晴れ渡る虚構か。助手が探偵を騙くらかす、新感覚ボーイミーツガールミステリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
K
123
初めましてのレーベル&作者。青春>ミステリといった塩梅か。主人公のキャラを掘り下げるためかモノローグが多いが、言い回しに若干クセがあり、好みは別れるかと思います。物語としては問題ない程度に読める一方で、話の展開は遅く、地の文代わりのモノローグが延々続くのが惜しかった。次回作に続くとのことで、本屋さんに行くときに頭の片隅に置いておきます。2019/09/08
チアモン
56
あれっ。一体、どっちが自意識過剰なんだ?二人ともそうじゃないの!?会話のやり取りが多く、ちょっと会話で説明し過ぎじゃないの?少し読みづらかったが、次回に期待しよう。2020/03/28
舞
54
ごめんなさい、微妙でした。パラ読みで読了。主人公?の自意識過剰の女の子のキャラが意味がわからない。むしろ居る必要あるのか?ってくらい💦 男の子の方はいいキャラしていたけど。うーん。。。小説として出すには未熟感がすごいかな。。。ごめんなさい。説明いちいちしなきゃいけないのはあまり上手じゃないよね。2019/07/02
ami*15
52
青春、日常ミステリーが好きなので読んでみましたが…。作中に出てきた謎はベタで無難なものを選んでいたと思うけど、自称探偵の雲雀野の勝手な推理を助手の明義が正すといったひねった設定が物語をややこしくしていたような印象で、個人的には理解しにくい内容だったかなと思いました。あと回りくどい表現が多かったところに疲れたし、明義のキャラクターもあんまり好きにはなれなかったです。叢雲先輩の話など続編がありそうな雰囲気でしたが、私としては残念ながら合わない作品でした…。(ネガティブレビューごめんなさい(>人<;))2019/02/13
香菜子(かなこ・Kanako)
37
自意識過剰探偵の事件簿。真摯夜紳士先生の著書。探偵志望の自意識過剰女子が主人公の楽しい一冊。主人公の自意識過剰女子の言動はとても個性的で、周囲からは迷惑がられて煙たがられていたりするけれど、こういう人が身近にいたら案外楽しくて人気者になったりするかも。2019/01/04