テクノロジーの地政学 シリコンバレー vs 中国、新時代の覇者たち

個数:1
紙書籍版価格
¥1,980
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

テクノロジーの地政学 シリコンバレー vs 中国、新時代の覇者たち

  • 著者名:シバタナオキ【著】/吉川欣也【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 日経BP(2018/11発売)
  • 読書を楽しむ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン (~6/1)
  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784822255961

ファイル: /

内容説明

■ シリコンバレーと中国企業の動向比較で見えてくる、未来の産業地図

過去20~30年間、先端IT発祥の地と言えば常にシリコンバレーを含む米西海岸でした。
そして今、この地の企業群は、IT産業だけでなく多くの産業に影響を及ぼしています。

例えばグーグルが研究を進める人工知能は、スマホや自動運転車の開発にも波及。
アマゾンの無人コンビニ「Amazon Go」は、小売業の在り方すら変えようとしています。

一方、中国のテクノロジー産業は、人工知能開発の資金調達額やEVの販売台数、モバイル決済の取引総額などですでに世界一の地位を確保しており、シリコンバレーを凌駕する勢いで成長しています。

本書では、こうした変化を各論で見ていくために、シリコンバレーと中国の現地動向に詳しい専門家をゲスト解説として招聘。
彼らの知見を借りながら、マーケットトレンドや主要企業の取り組みを紹介しています。

さらに、今後のゲームチェンジャー候補となりそうな注目スタートアップも取り上げながら、各産業の未来を展望しています。
日本企業が「ソフトウェア経済圏」で生き残るために知っておきたい情報が満載です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

31
中国企業はコピーすることで欧米の先進企業から素早く学び、シリコンバレーの企業と互角かそれ以上の開発力を持つようになった。 その間、多くの日本企業はシリコンバレー流をもてはやし、賞賛こそすれ、シリコンバレーはITの聖地であって非IT産業の自分たちには無関係だと思っていた人は少なくない。こういった気の緩みがソフトウェア経済圏の台頭に遅れを取った一因だ。 事実、シリコンバレーの企業と連携したいと交渉にやって来る日本企業は、多くが検討しますと言いながら行動を起こさない。シリコンバレーの企業では、検討しますはない。2019/11/06

hk

19
本書をフックとして深めることが出来た見識は次の3つ。①「AI画像認証の精度向上とオーガニック食品増産の因果関係」②「中国でカーシェアリングが普及している訳と、日本がシャアリングエコノミーに向かない了見」+「昨今のシェアリングエコノミー礼賛報道は、労働力の再生産コストを下げ賃金に下方バイアスをかけたい勢力の情報操作という視座」③「AI研究開発の最終目標は”人知の成長過程の再現”だ。足元においては”人知の結果の再現”にとどまっている。赤ん坊レベルの僅かな情報だけで人知の成長プロセスを再現するのが至上命題だ」2019/05/31

スプリント

11
技術力だけでなくビジネスのアイデアすらもアメリカと中国から置いて行かれていることを実感します。2019/10/28

奈良 楓

10
【〇】シリコンバレーと中国の、人工知能等最新技術6つに絞っての業界比較。私のようなアナログな業界に勤めるものにとっては遠い世界にしか感じなかった。将来的な投資の種集めになりそうに思いました。2018/12/24

ふね

8
#43 ★★★★ テクノロジーの6大トレンドについて、アメリカと中国を比較して、実例に基づいて現状を知れる一冊。特にあまり語られることのない、BATを中心とした中国の動向が知れて良かった。もはや中国はテクノロジー先進国だし、日本は圧倒的に置いていかれている。日本のビジネスパーソンはその危機感を強く持つべきだと思わされた。自分たちで歴史を変える意識で個の力を鍛えよという最後のメッセージには感銘を受けた。頑張りたい。2019/06/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13312647
  • ご注意事項

最近チェックした商品