絵でわかる宇宙地球科学

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絵でわかる宇宙地球科学

  • 著者名:寺田健太郎【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 講談社(2018/11発売)
  • ポイント 22pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065133606

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内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

地球誕生は偶然か、必然か? 太陽は本当に「ありふれた星」か? 宇宙における地球の「立ち位置」を俯瞰できる、かつてない入門書。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

目次

第1章 現代の宇宙像
第2章 太陽系を構成する天体1~太陽・惑星・準惑星~
第3章 太陽系を構成する天体2~小惑星・彗星・外縁天体~
第4章 太陽系を構成する天体3~衛星とリング~
第5章 惑星の比較~比較惑星科学入門~
第6章 星の進化と軽元素合成(鉄以下)
第7章 星の進化と重元素合成(鉄以上)
第8章 銀河化学進化と太陽組成
第9章 太陽系の形成
第10章 地球外物質と年代分析
第11章 地球外物質から紐解く太陽系の歴史~太陽系年代学入門~
第12章 地球の歴史
第13章 月の科学
第14章 太陽系外惑星の観測
第15章 ドレイクの方程式と地球の将来

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜長月🌙@5/19文学フリマQ38

68
地球のような生命の星がまれなのかという観点にフォーカスしています。星の一生は各種元素の循環であり輪廻しています。つまりは宇宙のどこにでも地球型惑星は存在しうることになります。では、知的生命体の誕生は一般的なことでしょうか。ドレイクの方程式の9つのパラメーターのうちf1=生命の発生確率とf i=知的生命まで発展する確率が重要になります。この確率は最大で1でありその概算では宇宙に知的生命体のいる星は10兆個となります。それはf1×f iが1億分の1であったとしても10万の星に宇宙人がいることを示しています。2021/05/24

月をみるもの

8
r過程のメインは II 型超新星ではなく中性子星合体じゃないか、、、という話は前からあったけど、重力波観測の直後の電磁波観測で、それが確かであることが確認された。けど、そうすると(つい46億年前にできた)太陽と(宇宙形成直後にできた)金属欠乏性でr過程核種の存在パターンが似ているのは、中性子星合体のパターンが最初の90億年くらいはほとんど一定だったということなのだろうか? これから重力波観測結果がどんどん出てくれば、このへんが明らかになりそうで楽しみ。2018/12/16

merci

2
☆☆☆絵を使って親しみやすくしてくれているが内容は非常に難しい。2023/01/13

M.T.

2
現在分かっている宇宙と地球の姿について、かなり専門的に書かれている。体感としては、学部1〜3年生向けの難易度。興味のある中高生は「こんな感じなんだ」と、最先端の研究を知るきっかけにしてもいいかもしれない。ただ筆者の性質的に太陽系内部のことに偏っているので、銀河団やブラックホールについて知りたい人は別の本を参照するといいだろう。特に同位体分析に興味があれば、読んで損はない一冊。2019/06/20

かつきち

0
図、グラフ、数式があるおかげでわかりやすさが上がる本。自分は頭の中にモデルを構築して理解するタイプなので、スケールがあまりに大きく、また物理化学現象が日常スケールと違いすぎる宇宙論が、(大好きだけど)苦手で、半ば理解を放棄して「そういう現象があるのね〜(なるほどわからん)」だった。スケールとか概算が示された対数グラフ、数式における各パラメータの関係(Aが乗数的に増えたらBが減少するとか)が、だいぶ判りやすく捉えることができた。それでもやはり宇宙規模のものを、脳内モデルにするのは難しい…。2020/09/28

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