内容説明
情報建築家(インフォメーション・アーキテクト)の第一人者アビー・コバートによる、「しっちゃかめっちゃか」への処方箋。あらゆるビジネスにおける問題解決のベースとなる〈情報設計〉のエッセンスを、7つのステップをたどりながらやさしく手ほどきします。錯綜した情報や複雑さに立ち向かい、それらを解きほぐして整頓するための考え方と心構えが身につく一冊。IA、UXデザイン、コンテンツ・ストラテジーへの最良の入門書です。
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目次
第1章 混乱を見極める
第2章 意図を表明する
第3章 現実を直視する
第4章 方向を決める
第5章 距離を測る
第6章 構造で遊ぶ
第7章 調整に備える
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おいくろ
6
著者の講演を聞いて手に取りました。情報を整理するための"考え方"を知りたい人にはおすすめな内容です。具体的な方法を期待して読むと失望するかもしれません。抽象的な内容も多く含まれるので自分の問題と照らし合わせながら読むとよいと思います。2016/04/08
T
4
しっちゃかめっちゃかを整頓するための7ステップ。どこからどう解きほぐせばいいか五里霧中なことも、ステップ分けして先ずやることを示してもらえると、なんだかできそうな気がする。もう、冒頭から衝撃だったのは、「情報」とは、出会ったものごとから「受け手が解釈するすべて」であり、情報「そのもの」を送り手が「作る」ことはできない、ということ。すごい「真理」を知った気がする。そう言えば自分だっていつもしている。何を聞こうが見ようが、自分の好きなように解釈して受け止めてる。表面ではフーンと頷いてても。2016/07/16
ほしの
2
全然頭に入ってこなかった。。。2022/11/18
Go Extreme
2
混乱を見極め: 混乱は情報と人によって生み出される 行うこと=知ること 意図を表明: 意図は言葉 良く見えるvs使いやすい 言葉は意図の原料 現実を直視: 現実と向き合う→解決策 チャネルとコンテクスト 現実の交差点 レトリックの活用 方向を決める: 階層を意識 階層間の影響 言語的不安程度を減らす オントロジーを理解 のために<とともに 距離を測る: 現実と意図の距離 ゴール=成果の覗き窓 測定のリズム 構造で遊ぶ: 分類法を組み合わせて形状 ファセット 人間は複雑 調整に備える: 調整は現実の一部分2022/11/15
m!wa
2
何だろう。まぁ、シンプルに考えるには図を使ったり、情報を減らしたり。自分の考えを人に伝えたいなら、人と議論することによりアイディアが洗練されていくのよね。まぁ、結局めんどくせぇ。。2019/08/09