メディアワークス文庫<br> 心の落としもの、お預かりしています ―こはるの駅遺失物係のにぎやかな日常―

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メディアワークス文庫
心の落としもの、お預かりしています ―こはるの駅遺失物係のにぎやかな日常―

  • 著者名:行田尚希【著者】
  • 価格 ¥671(本体¥610)
  • KADOKAWA(2018/11発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784049120431

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内容説明

まるくてトゲトゲした小動物、抱えきれない大きな花束、ピカピカに磨かれた楽器……駅で見つかる奇妙な落としものには、ささやかだが心温まるドラマが詰まっていた――。駅の遺失物係を舞台に描かれる、素敵な物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ありす

41
温かい気持ちになれる一冊。駅構内の片隅にある"遺失物係"。車内や構内での落とし物って本当に多いんだろうな。こはるの駅遺失物係に持ち込まれるのはちょっと変わったものが多く…ハリネズミにフルート、巨大な花束、ヒーローと様々。個性豊かな係の面々と、これらの落とし主とのヒューマンストーリー。最後の家族、うまくいくといいな。ちょっとウザいと感じる人もいるかもしれないけど、悪い人は出てこないので温かい気持ちで読んでみてください。2020/07/26

Peter Rabbit@ポプちゃん大好きです

24
《あらすじ・感想》こはるの駅にある小さな遺失物係。その遺失物係に異動となった若い駅員・日渡。そこの遺失物係はくせ者ばかりが集まっており、周りが引き込まれてしまうほどのネガティブ思考の持ち主の須藤。空気を読まなすぎる発言を連発する成島。そんなくせ者が集まった遺失物係で今日も落とし物を落とし主に届けていく。そんなこはるの駅の遺失物係の賑やかな日常物語であるーーーーー。ほんわかしたし、買って良かったと思える作品だった。こんな職場には憧れる。中々注目されない職業の物語でとても素敵な話だった。ほっこりしたい方是非。2022/09/11

ぐっち

22
駅の落とし物係を舞台にした連作短編。ちょっとはみ出してる2人の部下を持った日渡さんが苦労している様子にしみじみ。2018/12/02

まるぼろ

18
前任者の異動により、同じくこはるの駅の遺失物係に異動になった日渡だったが、そこは二人の問題児がいることで有名になっていて…と言うお話です。読み終わってからふと表紙を見て、第三話に出てきた花束ってこんなにデカかったんかい!なんて思ったり…w 全体的に見ればコミカルだけど登場人物がみんな優しい、癒やされる作品だったと思いました。個人的には最初のハリネズミのお話が好きでした。どちらかと言うと繋がりのない短編が集まっている感じの作品ですが、須藤さんや成島の成長が見たいな等と思いつつ続きも読めたらなと思いました。2019/02/22

よっしー

17
駅員さん3名の個性が豊かすぎて付いていけない…と感じる部分もありましたが、落とし物を通じて人と関わっていくのは素敵だなと感じました。サクッと読めて、どこか暖かい気持ちにさせてくれる一冊でした。にしても、傘の落とし物は多いのですね。私も弁当やスマホを落とした過去はあるのでお世話になってますが、たまに駅員さんが忘れ物と思われる学生鞄を持って歩いてるのは不思議です。2022/06/25

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