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内容説明
元マッキンゼー・パートナーの事業再建請負人が明かす、どんな企業・組織も立て直す6ヵ月プログラム!「変革時の会議は頻繁に、大人数を厭うな」「戦略やビジョンの大枠を議論してやったつもりになるな」・「真っ先に手を付けるべきは課題解決のシステムづくり」など実践者だから語れる重みのあるアドバイスが満載!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
21
3つの基本がある。第一に「問題に謙虚になり、問題を問題と言ったことで一切の咎めは起きない。もしそういうことがあれば私が阻止する」。第二に「やれない理由ではなく、やれる方法を考える。どんな問題にも必ずやり方があるはずだと信じる」。そして最後は、「今できないことは問題ではなく、これから学べるかどうかが問題だと考え、1人で迷ったら人に相談して助けてもらう」ただし、流行のコンセプトや手法に安易に飛びつくのはいただけない。表層的に流行のコンセプトや手法に飛びつくことを繰り返せば、最新のもの、流行のものに依存する。2019/02/25
nekozuki
9
良書。ターンアラウンドマネジャーとして数々の実績を有する著者の経験から、変革実行初期〜浸透期の6ヶ月間について具体的な例を交えながら解説する。個別施策の説明ではなく、施策設定にあたっての、設計思想の計画・共有・定着にかかる方法論が主。業績改善が求められる会社だけでなく、あらゆる改善施策の実行にあたって、その取り組みの設計デザインに転用できると思う。2020/12/27
Great Eagle
6
マッキンゼー出身の経営者氏が書いた自律的課題解決ガバナンスの本。論理的でコンサル的な内容ではあるが、経営に実践したものでもあり、一定の説得力がある。いくつか実際の運営に活かせそうな内容があり有意義な本でした。2019/07/28
復活!! あくびちゃん!
5
成績不振の企業の事業再生について、具体的に方法からタイムフレームまで書いてある。非常に硬い表現が多く、抽象的でイメージしにくい部分もあるが、丁寧に書かれていると思う。この本のポイントは、「第4章 変革のタイムフレーム」から読むこと。その後、第1~3章を読むと、理解しやすいと思う。いやー しかし読み終えるのに時間がかかる本でした(笑)。 2020/03/12
とりもり
5
ターンアラウンドの状態まで至らなくても、この本で指摘されている事項は不振企業に共通している事象なので、広く役立つ一冊。三重苦(問題山積み、複合汚染、複雑骨折)をどう解決するかが実践的に語られている。3つの要件(業績改善タスクリスト、変革のリーダーシップ、変革のエネルギー)で診断し、3つの視点(変革4要件のマネジメント、変革メカニズム、変革の具体策)で変革プログラムを設計するというアプローチが丁寧に解説されており、手許に置いて何度も参照したいと思わせる。オススメ。★★★★★2019/03/22