角川文庫<br> 大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる

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角川文庫
大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる

  • 著者名:井堀利宏【著者】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • KADOKAWA(2018/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784046040572

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内容説明

私がなぜこの本を書いたのか。その理由は「経済学」を学問として知っておくことが、いまますます必要とされている、と感じるからです。テレビや新聞で、経済についての話題が取り上げられない日は1日もありません。でも、ただ流れていく情報をインプットしているだけでは、本当の教養は身に付きません。
ある経済の動きがどんな意味を持っているのかを理解するためには、経済学の思考の枠組みを身に付ける必要があります。(「はじめに」より)

著者が東大で20年以上教えてきた「ミクロ」「マクロ」のエッセンスを、ぎゅっと1冊に凝縮! これからの時代を生き抜くために、すべての日本人に必要とされる教養としての経済学が、1日30分×20項目=10時間で学べます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アルカリオン

14
p40- 所得増加に伴う財の消費量の変動を「所得効果」という。主食としての米などでは所得効果はプラスであり、こうした財は正常財(上級財)と呼ばれる。主食としての麦などでは所得効果はマイナスであり、こうした財は劣等財(下級財)と呼ばれる▼リンゴが安くなれば、相対的にリンゴの消費量が増える。これを「代替効果」という。代替効果は常にプラス▼生活必需品の価格低下は所得効果をもたらす。正常財では二つの効果がともにプラスに働くが、劣等財では所得効果と代替効果が相殺しあうので消費量は増えることもあれば減ることもある。2021/08/02

ヤギ郎

10
読み終えるまでに10時間はかからないが、理解し、自分のものにするまでは時間がかかるだろう。経済学の基本がぎゅっと一冊にまとめられている。高校の政治経済の内容をちょっと深掘りしたレベル。学術書(専門書)というよりは教科書のような構成になっている。各テーマごとに図(これが大事!)を掲載していて、ぱらぱらと目を通すだけでも経済学を少し掴むことができるだろう。それにしても、細かい情報を詰め込んでいるので普通の文庫本よりも文字が小さいように感じた。横書きで、ちょっと読みづらい。2022/03/12

(っ ॑꒳ ॑c)

6
復習として読みましたが、経済学を初めて学ぶ人だと少し難しいように思います。最後の方に政権交代の時に財政赤字を増やすインセンティブが働くと書いてあり、なぜ同じ国の仲間のはずなのに足を引っ張るようなことをするのか疑問に思いました。2020/05/05

ドットジェピー

6
凄く勉強になりました。コロナ禍での経済対策について考えさせられました2020/07/19

HANA

6
復習もかねて。確かにざっと学べる内容だったけれどそこまで手抜きでもなく。かなりの量の図があるので把握はしやすい。4年間は言い過ぎだとは思うけれど勉強にはなる内容だと思う。2019/02/22

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