内容説明
学友、元侍従、著名記者、ジャーナリストら天皇、皇后の真意をもっともよく知る識者が寄稿。「平成の大改革」とそこに込められた思いを明かす。皇位継承をめぐる天皇の悩みの深さは、想像を絶するものだった。天皇は、夜眠れないこともあった。皇太子、雅子妃はどのように「平成の改革」と「皇位継承の悩み」を受け止めているのか。また、悠仁親王という将来の天皇を育てる立場となった弟・秋篠宮が求めた自由とは――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
24
普段触れることができない天皇家特に上皇ご夫妻の逸話を身近に接した人達から聞き取っています。侍従次長と学友の人の話が良かったです。特に学友の方が言われた戦前の上皇の性格と戦後の変化、上皇と九条道弘氏との会話「その時点で、日本人が一番幸せであればいい。それが一番の願いなんだ。」は深く印象に残りました。2025/02/19
てくてく
10
旧友、記者、侍従といったある程度の長期間を現天皇や皇太子に接してきた人、あるいは実際にお会いしたことのある人による天皇や皇太子への思いをまとめたもの。単に老化予防のために体を鍛えるのではなく、全身全霊をもって皇室に関する行事に取り組むために体を鍛えてきた天皇、和歌をはじめとする文化に造詣の深い皇后などを慕う文章が続き、読んでいるうちに、天皇皇后両陛下が平成という時代を通じて取り組まれてきたことに敬意を感じざるを得なくなるのであった。2019/02/15
zikisuzuki
2
天皇交代に際して上皇になった陛下、天皇になった殿下そして皇太子に今のところなった秋篠宮殿下のそれぞれの人柄、覚悟が伝わって来た。信頼関係こそが皇室と国民にとっての皇室の存在理由であることがしっかりと述べられている。2019/06/14
たま
2
幼稚園時代から共に時代を歩まれた方が、「小さいころの陛下は率直に申し上げて自分勝手な部分をかなり残しておられました。」と。3.11時、ご高齢にもかかわらず、被災地に日帰りでお越しになった姿を思い、御苦労され、鍛錬されてこられたのだと。思ったより良い本でした。2019/03/18
梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
2
級友、記者、友人などが天皇ご夫妻の思い出、エピソードなどを記している。深いつながりのある人しか書けないエピソードから、天皇ご夫妻の人柄や内面、本音 が滲みでています。非常に良い本でした。2019/01/30
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