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内容説明
なぜ国内メーカーはモノづくりから脱却できないのか?
気鋭のコンサルタントが、その本質をえぐる
開発担当者は悩んだ。「顧客体験、ユーザーエクスペリエンス、サービス指向、モノからコトへ……と言うのは理解できるが……モノづくりやそれを支えるテクノロジーが軽視されているのではないか……」考えれば考えるほど、その課題の本質が見えなくなっていった。企業変革が叫ばれるなか、その答えのヒントは近くにある。
【目次】
第一章 コンサルティングファームから見たモノづくり企業
第二章 モノからコトへ(脱モノ売り試論)
第三章 イノベーション成功の要諦とは?
第四章 イノベーションQ&A
第五章 モノづくり企業が向かうべき未来への第一歩
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
のるくん
4
「ものづくり立国」と突き進むも、GAFAMで米国に突き放され、ものづくりで中国に追い抜かれ、ならば「自前主義からオープンイノベーション」「モノづくりからコトづくり」「プロダクトからソリューション」。焦る?製造業の『イノベーションやってます風』、製品機能の後ろにその単語を付けただけの『ソリューション的な感じ』、モノの提供から発想した『コトづくりっぽさ』。リモートワークにしたら「働き方改革」にも似た、笑うに笑えない多くの企業の実態?イシュー(真の課題)が見えていない。的外れの課題を解決しようとしているのかも。2023/07/13
hayataka
3
コマツのKOMTRAXはIoTやビッグデータの成功例として注目されましたが、彼らはIoTを作ろうとして開発したわけでないです。コマツのHPにはこんなことが書かれています。「盗まれない油圧ショベルをつくる。そんな思いではじめたコマツの取り組みは、17年後、IoTと呼ばれていました。」と。イシューを見極め、愚直に解決方法を考えて試行錯誤し抜いたこと。シンプルに仕事の本質だと思います。2021/04/09
ctr-wan529
2
モノづくりの会社がイノベーションを起こしていくための葛藤と打開のコツをわかりやすく学べる本。とても読みやすかったです。2020/01/03
かった
1
面白かったな。そうそうと共感できた 2021/02/13