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内容説明
「買い物に行き、その場で献立を考えられる」「食材の質と値段のバランスを考えつつ、買い物ができる」「買った食材と家にある食材を取り混ぜて、数日間の献立を作り回していける」「なおかつ栄養バランスを考えられる」――フードライターの著者は、上記の能力を「自炊力」と名付けた。テレビの料理番組の活用法から正しい買い物のテクニックまで、「自炊をはじめたい」人が、今日から取り組める食生活改善法を徹底網羅!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小鈴
40
土井善晴の『一汁一菜』より画期的な本だと思う。食べるって当たり前すぎて、だからこそ逆に「どういう食べ方がよいのか」なんてあまり考えたことがない。「健康的」という意味ではなく、無理せずラクで続けられる食生活という視点の逆説的新しさ。忙しいあなたへ、無理なく続ける「食べること」。コンビニ弁当にちょい足し、マグカップに豆乳にめんつゆ垂らして三つ葉をいれてチンするスープ。冷凍食品の活用法。まずはそこから。その先に一汁一菜という道が拓けるのだ!2019/01/04
あつひめ
38
日々の食事作りに疲れ果てて、タイトルに引き寄せられて読んでみた。食生活改善スキル…。作りたくない=怠け者、ダメな人間…今の私。無理して作ってるから味の自信もないしレパートリーの幅も広がらない。少ないアクションで作れるとか、ちょいたしするとか…そういう方法で頑張りすぎなくてもいいのか?と思わせてくれた。自炊は自分がその時に食べたいものを食べることができる。面倒だなと思う作業も苦手に繋がるかもしれないが、時にはそんな行程を吹っ飛ばして食べることが楽しいと思い出すような食事をしてやる気を復活させるのもよいかな。2020/04/05
sakai
36
「自炊しなきゃ」と決意したことは何度もあったが 毎回続かなかった。今は必要に迫られてなんとか自炊しているが、けっこうな意識改革が必要だった。その中にはこの本に書かれていることもかなりあり、あと半年早く読んでいたらもうちょっと要領良く自炊ルーチンができていたのかもしれない。どちらかというと自分のために料理をしたい人向け。料理に苦手意識がある人はもちろん、面倒だと思ってる人にオススメです。2019/03/16
chiseiok
35
サクッと平積みから買っちゃいましたが、思いのほか面白い。自炊に関して「やらなきゃなぁ…でもめんどくさいなぁ…時間無いなぁ…よく分からないなぁ…」など、もやもや感じている人にはどんぴしゃ役に立ちそう。料理へのハードルを劇的に下げてくれます。コンビニ飯買う時に副菜のプラスワン考えることがもう既に自炊力…てハードルの高さ3cmくらい?。更に調理ビギナーの最初の壁であるレシピ本の分量表示にも言及していて、以前読んだ『理系の料理』に通ずる楽しさ。確かに「キャベツ:大きめ2枚」って分かんない人には分かんないよねー笑。2019/07/06
はるき
32
料理本のレベルが高すぎると思う人手を挙げて~!電子レンジが大好きな人手を挙げて~!ぶっちゃけ料理が嫌いな人両手を挙げて!! 私みたいな、根っからの横着者の心に寄り添ってくれる有難い本でした( ;∀;)そうか~、冷凍野菜を使うことに羞恥心を感じなくても良いのかぁ。著者に感謝状を贈りたくなります。2019/01/11