新潮文庫<br> イヤシノウタ(新潮文庫)

個数:1
紙書籍版価格
¥649
  • 電子書籍
  • Reader

新潮文庫
イヤシノウタ(新潮文庫)

  • 著者名:吉本ばなな【著】
  • 価格 ¥539(本体¥490)
  • 新潮社(2018/11発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101359458

ファイル: /

内容説明

なんていうことのない日々に宿る奇跡のような瞬間、かけがえのない記憶。土地がもたらす力、自然とともに生きる意味。運命的な出会い。男女とは、愛とは。お金や不安に翻弄されず生きるには? そして命と死を見つめるなかで知った、この世界の神秘とは──。研ぎ澄まされた文章と人生を見つめるまなざしが光る81篇。父・吉本隆明との対談「書くことと生きることは同じじゃないか」収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アクビちゃん@新潮部😻

67
長らく積んでいたが、たぶん再読。だって、既読感たっぷり〜 覚えていた話しもあったので、登録漏れかな? 読メしてなかったら、こんな事ばかりだったかもしれないし、読書の幅も広がり良かった😊って、本の感想じゃないですね(笑) 吉本ばななさん、好きです。エッセイなので、ばななワールド全開です。ばななさん好きだけれども、何を言ってるか分からない事もあるし、物の見方が吉本ばななです❢ でも、やはり吉本ばなななのです。今の私に掛けて欲しい言葉を掛けてくれました。急がない、身体を労う、人に呪われたら念を送る(笑)2020/06/06

チョコ

57
吉本ばななさんがNHKでお悩み相談のような番組をやっているのをたまたま観て、自分の心はきちんとここに置くことが大切、のような話しをされていたのがとても心に響いて、もっとばななさんの言葉を読みたいと思って購入。やはり、とても癒される。色々なことに対するエッセイで、とても短いのもあれば、長めのもの。巻末のお父さんである吉本隆明さんとの対談もとても面白い。どの文章が心に残った?と言われて、これと言えないのだけれど、全体の雰囲気にもとても温かさが漂っている感じ。その時々に元気になる文章が変わるかも。2025/03/19

優希

47
ばななさんの日常は気づきが多いのだと思いました。普通の日々の中で奇跡のような瞬間を見つけているのですね。2023/05/14

ユメ

42
吉本ばななとして生きるのは私が思っていたより遥かに壮絶な人生で、でもばななさんは「書く」ということへの絶対的な信頼を拠り所に今日まで駆け抜けてきた。“書くことがいちばん私に向いている。その人がその人らしくいるということは、世界をよりよい方向へ変える可能性を持った素晴らしいこと。”ばななさんのこの考え方がとても好きだ。ばななさんがばななさんらしくいてくれることで、どれだけ多くの読者が救われたことだろう。ずっと吉本ばななという作家であり続けてくれていることに対して、ありがとうという気持ちでいっぱいだ。2018/11/30

水色系

26
巻末の吉本隆明氏との親子対談が良かった。エッセイも、折に触れてお父さんのことを思い出しているところがいいなと。私も自分が死んだらできれば明るく振り返ってほしい。2022/10/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13184315
  • ご注意事項

最近チェックした商品