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内容説明
高校生活最初の春、まったくの赤の他人だった“佐古野”郁美と“佐古野”灯馬。同じ名字で同じクラス、それだけの偶然だったはずが、気づけばクラス中から「夫婦」と呼ばれるようになり――。それは、夫婦という関係性に恋をしたふたりの、二年と少しの、青春の日々。星海社ウェブサイト『最前線』で、「いい夫婦の日」に原作小説と同時に公開された“気鋭のWeb漫画家”HEROによるコミカライズ版、待望の単行本化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とら
67
読メで人気を博す「ミミズクと夜の王」の紅玉いづきさん原作に、HEROさんの作画を付けた逸品。フルカラー。もちろんのこと一気読みでした。そしてなんとなく感じていた感想の大体を、HEROさんのあとがきで言われてしまった次第です笑 郁美さんが友達と普通に会話してるということに良かったねえーってめちゃくちゃ思ったり。アプリが出来て山羊がいてそのことに純粋に喜んでいたり。バレンタインのチョコを素直に渡せなかったり…あ、郁美さんのことしか書いてない笑 とにかく可愛いんです!物凄い良いコンビだった。何度も読み返したい。2013/08/09
exsoy
51
同じ名字が繋いだ絆の結末は。11/22に読めば良かった!2015/10/03
sskitto0504
43
原作は読んだことはなかったが、HEROさん作品と言うことで購入。いい作品。短編まんがの展開のテンポの良さ、そしてあったかくなるラスト。なんか涙出てきたわぁ…2014/06/17
がっちゃん
34
ストーリー全体に漂う、儚いような空気感と、優しくも臆病であるが故に繊細な二人の雰囲気がとても印象に残りました。 本作は1冊で完結で、長編ではなかったからこそ、良い余韻が残ったのだと思います。それは確かにそうなんです。 でも、願わくばドラマティックじゃなくても、高校生活3年間の日常生活でいろいろあったであろう、ちょっとしたエピソードも、もっと見てみたかったです。 ともあれ、1冊の本で幸せな時間を楽しめました。素晴らしい作品だと思います。2013/01/25
ぐっち
27
先に「星海社カレンダー小説」の紅玉いつきさんの原作のほう読みました。おんなじ姓で夫婦と呼ばれる佐古野くんと佐古野さん。「夫婦はつきあいません」の返しも、「夫婦のよしみで」もいいですよね~。ヤギのメッセージは絵つきのほうが可愛さ倍増!!そして原作にはなかった後日談~~♪♪原作とともに読むことをオススメします。2012/10/08