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内容説明
「マインド・フルネス」は、今ではアメリカのIT企業の社員研修に取り入れられたり、学校の授業や名門大学の講義でも教えられるなど有名になった。脳科学的研究も多く発表されている。本書では、医家16代の医師が、中村天風哲学流マインド・フルネスを説く。顕在意識に働きかけてプラスの思考回路を作る方法やストレスを生み出さない発想法や瞑想法、呼吸法などを伝授。精神安定物質「セロトニン」が発生しやすい禅語など、科学的なアプローチで、わかりやすく「マインド・フルネス」を伝授する。ストレスに負けない心と身体の作り方をあなたに!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
九段下古本巡り
3
この手の本を最近読んでいるが、現役医師によるマインドフルネスの内容がまとまっていて、かつ実践的だった。禅語が各所に掲載されている。冷暖自知、休去、など印象に残った。DMNは一日の半分以上を心がさまよう事になり、80%も脳を使っている…疲れるはずである。瞑想によって脳を休ませてあげたい…好きな言葉実践したい言葉→どんな事があってもいい事だけを絶え間なく心に描き続ける事だ。難しいけど、これを一日のゴールにしてみよう。ただ変わってもいい、変わらなくてもいいの精神。禅問答が気を軽くしてくれる。自分に生きろですね。2024/03/14
yw_revolution
1
読んでる最中は『ドラゴンボール超』のウイスさんの声で脳内再生された。中村天風は新卒の最初の配属先で支店長に薦められて読んだことがあったが、その時は胡散臭さしか感じていなかった。今回はマインドフルネスの考えを仲立ちにして腹落としができた気がする。善悪や優劣の判断を頭で行い、悩みや苦しみの源泉とするのはやめにしよう。いや判断すること自体を、意識の表層では最小限にとどめ、なるべく潜在意識に委ねてしまうのだ。潜在意識へのインプットをどうするか。2021/06/26
ukifune
0
医師が書いた点で読んでみようと手にした。医学的アプローチは想像してたより少なく、禅からの視点が多分にあった。突拍子もないことは特になく導入から実践方法まで分かりやすく読めた。このマインド・フルネスに取り組みたい。2019/04/19