素敵なご臨終 - 後悔しない、大切な人の送りかた

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素敵なご臨終 - 後悔しない、大切な人の送りかた

  • 著者名:廣橋猛
  • 価格 ¥850(本体¥773)
  • PHP研究所(2018/11発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569841328

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内容説明

家族や友人など、大切な人が余命を告げられたとき、周りは何ができるのか。在宅医療と病棟での緩和ケアに携わる緩和ケア医である著者は「医師ではないからこそ、できるケアがある」と説く。本書では「痛いときは家事などをさせた方が良い」「息苦しいときはうちわで扇いであげる」「すべての辛さを緩和してくれるマッサージの方法」といった具体的なケアの技術に始まり、最期の時に向かって起こる体や心の変化、最期を迎える場所をどう決めるかなどを専門家の立場から解説。死ぬことは苦しいことばかりではない。病を得た本人も家族も納得し、笑顔で送り出せる「素敵なご臨終」を迎えるために、知っておきたいことを医学的な用語を使わずに、図などを用いてやさしく読みやすく紹介する。 【目次より】●はじめに─残された時間を笑顔で過ごしてもらうために、あなただからこそできることがある ●第1章 大切な人がつらいときにあなたがしてあげられること ●第2章 大切な人は何をつらいと感じているのか ●第3章 病によって最期の過ごし方は違う ●第4章 最期を迎える数週間前から数日前の変化を知っておく ●第5章 大切な人を楽にする緩和ケア11の技術 ●おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シンシア

26
わかりきった内容でした。Kindle。2019/08/22

G-dark

17
会って、声をかけて、体をゆっくりさすってあげるだけでも苦痛が和らぐ。痛み止めの飲み方を医師と相談して、思い出の地へ連れて行ってあげる。「もっと頑張って食べて!」などと励ますとかえって辛いので、「頑張って食べているね」と労い、量より質と考えて、美味しい食事をあげる。どのような治療を受け、どこで過ごすか、延命処置を希望するか、といった「死に方」について事前に話し合い、納得出来る形で最期まで過ごせるようにする。といった記述が参考になりました。わたしもわたしにやれることをやりたいです。2019/11/17

ゆうゆう

14
がんという病気であっても、人間という生き物が、衰えて命が終わることにはかわりない。悔いのないように生きて、上手に死にたいとつくづく思う。家族の協力はあまり期待してないので、最期の3週間は緩和ケア病棟でお世話になりたいと思うが、実在は、痛み次第かなぁ。ベストな選択ができるよう、意思は書き残して時折アップデートしておくべき何だろうなぁ。2019/03/21

日向夏

12
すごくわかりやすく、優しい本だった。人が死を迎えるときに、どんな苦しみがあり、どんな経過をたどるのか。それに対して家族は、医療は何ができるのか。緩和ケア医として多くの方を見送ってきた著者の思いと経験が蓄積された本。誰もがいずれ受け入れなければならない死。肯定的に考えられるようにしたい。2019/07/02

Incisor

7
緩和ケア医の著者が、経験した看取りを通して、臨終にいたるまでの心身の変化の解説が、わかりやすく、やさしく、率直に伝わってくる。そのプロセスは、余命告知からのものではなく、この本を読んでいる今、現在から始まっていて、今すぐ、自分にできること、取り組めることがあると、あたたかく背中をおしてくれる作者のまなざしがありがたい。2018/11/22

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