内容説明
高級官僚の異様なまでの忖度力。超エリートとして高い実務能力を持ちながら、なぜ倫理意識の欠如は起こるのか。淵源には「城山三郎の“官僚史観”がある」と指摘。小泉・新自由主義後に現れた「第二官僚」とは何か。「民主主義の迂回路」を形成する政官の実態と思想的背景に迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かみぶくろ
64
2.8/5.0 日本の官僚について勉強中なのでそれなりに面白く読めたものの、新書としての出来はかなり悪いと思う。論点が散らかりすぎているし、満州事変とか宗教論とか資本論とか、官僚への繋げ方が強引過ぎ。結局この本の結論はなんなんだ?官邸と強固に結び付いた「第二官僚」と呼ばれる存在が、政策決定プロセスに強い力を持ってきているという指摘は、確かに頷けるものがあった。2021/03/07
さきん
29
国民が豊かになると政治への関心を失い、政治家の質が落ち、官僚が政治性を帯びて私物化し、社会が衰退して、場合によっては動乱が起きて、国民が貧乏になって、政治に目覚めるの繰り返し。その波をなるべく小さくするには、しっかり自分の考え、意見を持った国民が政治に関わっていかないといけないが。人材の質も大都市のプチ富裕層出身、中高一貫校男子に偏り過ぎている感じもして、そういう人にしか通過しにくいような選考体制というのもあると思う。2022/03/03
gtn
23
ドイツの社会学者ニクラス・ルーマンの「信頼」を引用し、不信を招く事象があっても依然高い現政権の支持率を、すぐ見放すと「信用した自分がみじめに思えるから」と説く。しかしながら閾値を超えると、とたんに信頼を失うのが人間心理だとし、その例示として旧民主党から枝分かれした現野党を挙げる。れいわ新選組が伸張しつつあるように見えるが、それも所詮野党の中での票の食い合いであり、著者の謂いに一理あることが分かる。2020/02/14
inami
22
◉読書 ★3.5 かつて外務官僚(外交官)の佐藤氏は最近の官僚をどのようにみているのか?この1年、官僚の不祥事は「森友学園の決裁文書改ざん」、「女性記者へのセクハラ発言」、「身内の不正入試」、「働き方改革関連法案のいい加減データ」等々まあ酷いの何の・・著者は安倍政権を反知性主義(客観性や実証性を無視もしくは軽視して、自分が理解したい形で世界を理解する態度)だとして批判的立場・・官僚の「親分」は「一強」の安倍総理、「バカな国民をバカにして何が悪いんだ」と言わんばかり・・国民の皆さんちょっとは怒らないとね・・2018/12/17
フク
19
図書館 * 国策捜査の定義とは〈時代のけじめをつけるための象徴的な事件を摘発することで時代の転換を促す〉ものだそうで。 * 『官僚たちの夏』が気になる2019/08/09
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