内容説明
さらに転落・崩壊し続ける朝日よ、さらば!!
「従軍慰安婦」捏造をはじめ、戦前から今日まで続く「虚報」を生み出す「条件反射」的な「パブロフの犬」のような記者が、なぜ生まれるのか?
朝日新聞きっての敏腕老記者が、社員、OBを痛憤の徹底取材! その歴史的真因を衝く!
そして、慰安婦問題からモリ・カケ報道まで、虚報のオンパレードを続ける朝日に鉄槌をくわえる一書。ベストセラーの『偽りの報道--冤罪「モリ・カケ事件」と朝日新聞』の原点ともいうべき著書。待望のWAC BUNKO化!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
200
著者は朝日新聞元記者。従軍慰安婦報道で20年を超えて誤報を続けた朝日新聞。訂正記事でさえ、悪いのは日本軍で記事は大意としては正しかったと居直っている。朝日新聞がこうなってしまった背景を地道な調査で紐解いていく。当然、松井やよりさんに対する批判も厳しいが、著者の長谷川さんは松井さんを水俣事件など公害問題・食品安全問題などで共に戦った盟友と認識しており、批判の対象にしなければならなかった苦しい胸中も告白している。社内はマルクス主義者の巣窟となっており、記事の選択、内容に強い影響を与えていた。2021/03/16
金吾
31
大義をきめ、それを報道するためには事実か否かは問わないような状態は公正な新聞ではないと感じます。読みながら朝日新聞関係者の精神が成熟されていないのではないかと思いました。文章は読みにくいです。2023/02/16
Isamash
26
元朝日新聞記者の長谷川煕2018年発行著作。従軍慰安婦誤報の要因を、朝日新聞の過去まで遡って調べた労作。歴代リーダーのみならず尾崎秀美まで遡って、マルクス主義への親和性を解析。また日清戦争後、穏健な山縣有朋に反対し中国に強硬に要求。第二大戦時は陸軍統制派を推して戦争に突入させ、戦後はソ連・北朝鮮を礼賛し、その後毛沢東の文化大革命を信奉と、歴史を朝日は読み誤り続けてきたと。確かに今でも、事実確認が先ではなく、観念的理想が先にあり、それを裏付ける事実断片を後付けで集めるために、事実確認がおざなりになる印象が大2025/01/28
ほうすう
14
ちょっと読み物としてあまり面白いものではなかった。言いたいこともたくさんあるんだろうけど話が散っちゃって何が言いたいのかわかりにくい。話の軸と総括にあたる部分を付け加えてもらえると読みやすかったかも。朝日新聞ということである種の特殊性や変な先入観などもありますが一つの組織の在り方について説くようなこういった本が出版がされることは良いことなのではないでしょうか。2021/07/21
くも
12
マルクス主義者の巣窟で、偏向報道を繰り返してきた朝日。その内側からの告発。従軍慰安婦報道の他、戦時中になぜあれほど勇ましく好戦的な論調を続けたか。理由が明かされる。元朝日記者であった尾崎秀実とゾルゲの疑惑、尾崎は近衛内閣のシンクタンクにも属していながら、共産主義者に秘密を流していた。松井やよりの疑似裁判に慰安婦強制連行説。経営陣を総入れ替えしたほうが良いのだろうか。まぁ、その前に新聞という媒体が、その役目を終えるのか。2021/04/13
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