日本人が気付かない 世界一素晴らしい国・日本

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日本人が気付かない 世界一素晴らしい国・日本

  • 著者名:ケビン・M・ドーク
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • ワック(2018/11発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784898317327

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内容説明

アメリカ人の日本研究者が書いた
“日本と日本人がよく分る”目からウロコの日本学!

ジョージタウン大学で日本の近代思想を中心に、広く近代日本史を教えているのが、著者のケビン・ドーク氏である。ドーク氏はいまから40年ほど前の1977(昭和52)年に、交換留学生として長野県の県立上田東高校にやってきた。そして、このときの体験により、「日本を勉強するために、日本にいま一度戻る機会を探すために」、大学進学を決意した。それほど、彼にとって日本体験は印象的だったのだ。ドーク氏は大学進学後、東京大学と立教大学に留学し、シカゴ大学の大学院に進み日本研究に邁進した。
本書は、そんなドーク氏のいわば、“日本体験・観察記”である。特に日本人自身が気付いていない「日本の良さ、強味・弱味、天皇とは何か、そして、日本は世界のなかでどんなポジションにあるのか、世界は日本に何を期待しているのか、また、日本は世界に対して何ができるのか」等を日本人に分かり易く教えてくれる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぷれば

33
著者と日本とのかかわりは、今から40年ほど前、17歳のとき、交換留学生として長野県の高校にきたことから始まる。その体験から日本研究に邁進、日米両国を熟知した上で、アメリカ人視点による日本観を語っている。第1章とエピローグは、微笑ましく温かなエピソード紹介。第2~5章は、平易な文章ながら、時に歯に衣きせぬ鋭い分析や論調もあり、目から鱗になることも。米国が抱える諸問題も、日頃目にするメディアではわからない。タイトルから日本礼賛本?かと思ったが、そうではなく、冷静な視点による日本論である。(ただし日本愛は深い)2016/05/16

30
外国人だからこそ気づける日本。外から自国を視るというのは大切だと痛感。「日本人は自分を見ている目というものを意識している感じがする」潔さ、嘘をつかない、人に恥じない行為これら祖先が長い年月をかけてきた日本人としての道徳を受け継がなければならない。反対に頑張るけれども、理性を働かせる論理的な思考が乏しい。これは自分には当てはまった。グローバル化が叫ばれる昨今、海外の良い点を取り入れるのはもちろん大切だが、日本人らしさというものをもう一度考えさせられた。英訳で変わった思想が伝わるというのは、危険だと感じた。2019/06/17

hk

7
「アメリカのリベラルメディアが何故トランプ躍進をセンセーショナルに報道するのか?」のトピックが興味深かった。”トランプはヒスパニック叩きが災いして、大統領本選になればまず勝機はない。だから民主党としては、共和党がトランプを大統領候補に選出するのは鴨がねぎを背負ってくるようなものであり大歓迎だ。そのためにリベラルメディアはトランプを大々的に取り上げて、群集心理を利用して勝たせようとしている。”という理路で解説がなされていた。 裏を返せば、FOXなどの保守メディアが民主党のサンダース健闘を好意的に取り上げるの2016/05/04

ガハハ

5
期待していた内容とは、ちょっと違いましたが、日本は寛容な国で、いろいろあるけど、住みやすいし、やっぱり好きだな!謝罪ばかりは もういいと思っていたので、共感できました!2016/04/23

まめもやし3

4
まあまあでした。日本をべた褒めしてるわけではなく、学者さんとして日本をよく知り、良いところ、悪いところを冷静に並べてくださった、という本でした。伝統を守る、うっすらとした宗教性を持ち続ける、そんな日本人でありたいです。2016/07/01

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