内容説明
“人はどんなものに魅力を感じ、何に感動するのか”
“デザインのアイデアはどうやって生まれるのか”
“使いにくいデザインやありふれたデザインがなぜできてしまうのか”……
★「人間中心のデザイン」って何だろう? デザイン化された世界の現実と未来について、
「わかりやすさ」を追究する認知心理学者が考察します。
★D. A. ノーマン(『誰のためのデザイン?』)、R. ベルガンティ(『デザイン・ドリブン・イノベーション』)など、
著名な研究者の理論もやさしい言葉に置き換えて解説します。
★デザインの現場に立つクリエイター、売るためのデザインに頭を悩ますマーケッター、
そして「良いデザイン」を求めるすべての人におすすめします。
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ビジネス書三昧本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Thinking_sketch_book
13
★★★★☆ ノーマンとデザインと認知心理学からこの本にたどり着きました。デザインに関する本は個々の専門図書はあるものの全体を簡潔に解決した本が無いのでこの本の狙いは嬉しい。本書も認めている通り学問として体系づけられていないので、これからも期待したい。2013/11/03
なおじん
7
☆3 生活とデザインのつながりについて、わかりやすく説明されています。2016/10/12
森
7
図書館で借りて、斜め読みです。実践的な内容ではなく、教科書的なことを再構築している感じです、教科書ですね。少し残念です、心理学的なアプローチがあるかと思うと、普通の感覚であれば気づくような内容でしたし・・・。もっとクロスオーバーが見られるとも思ったのですが少し残念。2016/06/12
mizzan72
6
デザインに馴染みの薄い方には、「デザイン」=「図案」や「装飾」……等々と解釈されてしまうことが多い。本書は、認知心理学の観点からのデザインの役割を、体系的にまとめた一冊。……と言っても、5年前の著作であることもあり、2018年現在では、デザインを意識する者なら当然踏まえていなくてはならない内容です。特に目新しさは感じません。しかし、これからのデザインは、人間中心の方向へ向かうべきである、との結びには共感します。作る側と使う側どちらの立場でも、心に置いておきたい、と感じる一冊でした。2018/06/25
たつ
3
デザインは見た目だけじゃない。人の心を動かすもの。認知心理学の視点で人はデザインに対してどう反応するのか、どんなデザインに人は心を動かされるのかをそっと教えてくれる。人の行動を促すアフォーダンスデザインには少し興味が持てる。2023/03/18