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内容説明
製造業の品質偽装,長時間労働と過労死,職場のハラスメントなど,新聞やニュースで取り上げられる経済倫理に関わるさまざまな問題を題材に,企業・労働者・消費者に求められる行動とは何かを,さらには経済社会のあるべき姿とは何かを模索する。
目次
序 章 経済倫理を通して何を学ぶのか?
第1部 経済主体に求められる倫理的行動
第1章 企業の利益追求は経済倫理と矛盾するのか?
第2章 企業にはいま何が求められているのか?
第3章 非営利組織はどのような役割を期待されているのか?
第4章 企業にとって労働者はどのような存在なのか?
第5章 労働者にとって労働はどれほど大切なものなのか?
第6章 いま求められる消費のあり方とはどのようなものか?
第2部 新たな経済社会の枠組みを求めて
第7章 市場はどのように評価されるのか?
第8章 分配はどのようにあるべきなのか?
第9章 福祉国家はなぜ必要とされたのか?
第10章 福祉国家は何を行うのか?
第11章 福祉国家はなぜ維持不可能なのか?
終 章 経済倫理を学ぶことはなぜ大切なのか?