内容説明
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東京およびその近郊の、手仕事＝物づくりで生計を立てている女性たち約25人の作品と人生を、注目の若手を中心に、上は80歳代まで幅広く紹介。仕事内容も、ステンドグラス・靴・時計・帽子などの現代ものの作家から、江戸切子・浮世絵彫り師など伝統工芸職人まで取り上げます。仕事との出会い、物づくりの世界で生きる喜びと苦労、恋愛・結婚観など、作品に宿る女性たちの思いや考えを伝えます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
9
江戸切子、皮の靴、製本、帆布の服…さまざまな手仕事に取り組んでそれを生業にしている女性たちを紹介した一冊。年齢も境遇もさまざまで、「夢をかなえる」とあるけれど、その「夢」への取り組み方も、一人一人違っているのがとても良いと思った。共通しているところがあるとすれば、どの場合もその道は平坦なものではなかったところ。紹介されているもののほとんどが趣味性の高いものであることかなあ。「手仕事」といいつつも、その実情はそれどころではないアーティストの紹介本でもあると思います。2014/06/14
ジュースの素
6
24人の手仕事師、小さい頃から作る事が大好きなのが共通した 性格。職人の手仕事を食い入るように見つめる目が違ったと、親方は語る。買えばなんでもある時代にわざわざ値の張る物が売れるのは手の籠った暖かさを皆が欲しているのだ。 私も手作りが好きなので彼女たちの思いが染みる。2015/06/29
Yuko
4
<江戸切子、ステンドグラス、手漉き和紙、水引工芸…。さまざまなジャンルでものづくりに取り組む女性たちの作品とそこに宿る思いを伝える。プロフィールや、作品の購入・問い合わせ先等も掲載。データ:2012年2月現在> どの世界の奥深い 2017/03/26
ほ
3
ひとつのことを極める姿がかっこいい。ステンドガラス習いたい。2016/09/10
ぺけぽん
3
表紙が出ないのが残念だな～、素敵なのに。 私は手が不器用というか、工作すれば兎が猫になったりする人間なので、とにかく手で何かをつくれる人は尊敬してしまうのです。 ここにのっているのもそんな素敵な女性たち。運命の仕事に出会えるって、ほんとうに良いと思う。 しかし、この本の難点といえば、のっている作品、どれもこれもほしくなるというところ。まずい、まずい。2012/07/12
