交通新聞社新書<br> 電車たちの「第二の人生」 - 活躍し続ける車両とその事情

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交通新聞社新書
電車たちの「第二の人生」 - 活躍し続ける車両とその事情

  • 著者名:梅原淳
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 交通新聞社(2018/11発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784330918181

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内容説明

もうとっくに引退していた……と思っていたら、
富士急行や長野電鉄、富山地方鉄道、一畑電車ほか全国各地で、
小田急、東急、西武などのあの懐かしい電車たちが「第二の人生」を送っている。
こうした元大手民鉄で走っていた電車はどうやって譲渡されているのか? 
人気の車両は? 維持のための苦労は?……。
“再就職”先となった地方の民鉄と、健気に走り続ける「名車」たちの今を紹介。

■著者紹介
梅原 淳(うめはら・じゅん)
1965(昭和40)年生まれ。三井銀行(現在の三井住友銀行)、月刊『鉄道ファン』編集部などを経て、
2000年に鉄道ジャーナリストとして独立。
『JRは生き残れるのか』(洋泉社)、『日本の鉄道の歴史 全3巻』(ゆまに書房)、
『定時運行を支える技術』(秀和システム)をはじめ、多数の著書がある。
講義・講演やテレビ・ラジオ・新聞等へのコメント活動も行う。

目次

●目次
第1章 鉄道車両の「第一の人生」が終わるとき
第2章 「第二の人生」への旅立ち
第3章 「第二の人生」電車が活躍する鉄道会社
第4章 波瀾万丈な車両列伝
第5章 「第二の人生」を送る電車たちのいま

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

26
中小私鉄が、ギリギリな経営の中で、いかに苦労して車両を譲渡、改造して運行しているかがよくわかり、興味深かった。2020/12/08

20
都会の私鉄が地方の私鉄で第二の人生を過ごす。2018年で916の車両が第二の人生をがんばっているらしい。旅先で知ってる電車に会うとオオオってなるやつだ。ミャンマーやタイ等でも日本の私鉄が第二の人生をがんばってる話は見るもんなあ。2024/03/23

スプリント

12
海外で日本の車両が走っていることはニュースで知っていましたが、地方の電鉄でも車両の譲渡が行われ現役車両として走っていることを本書で知りました。転勤や旅行などで懐かしい車両に出会えるとうれしいでしょうね。2019/01/20

たいそ

7
2018年。鉄道会社間の車両の譲渡について。趣味的には、地方では古~い電車が大切に扱われてのんびり走っていてほしかったり、なぜ○○電鉄の車両にしたのか/しなかったのか、とか無責任な妄想をしてしまうが、車両の寸法とか線路の幅とかでそうはいかない、という事情を知ることができる。また、運転台をとりつけるのは大変そうとは想像できるが、機器の配置の都合で思い通りの編成にできるわけではないんですね。回生失効、連接車は先頭台車が貴重といった話はなるほどと思った。「新車とは何か。」2018/12/30

Teo

5
今まで漫然と「地方の中小私鉄はお金が苦しいから大手から譲渡を受けている」と見ていたが、大きな流れはそうだが、色々事情が絡んでいると言うのが知れたのは良かった。特に言われてみればそうだが、中小は18m3扉が使い勝手が良いとの事。その上でメンテに金がかからないステンレス車体、あわよくばVVVFインバーター制御が希望。ボルスタレス台車についてはかなり以前から大手私鉄の台車はそうなっているのでここは候補は絞られる事はあるまい。2018/12/11

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