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内容説明
肺がんを患いながらも、亡くなる1カ月前までドラマ『やすらぎの郷』の撮影に参加した野際陽子さん。野際さんが息をひきとる瞬間まで立ち会った愛娘の真瀬樹里さんだけが知る「素顔」を描く。貴重なプライベート写真も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
21
律する前に、受け止めてほしかったと泣いて訴える著者に、初めて自らの過ちに気付く母野際陽子。野際の晩年ではあったが、真の親子になるのに間に合った。2019/08/28
彼岸花
7
今だ亡くなられた気がしません。そのうちまたテレビでお会いできる気がします。初めての子育てというものは、一般人でも右往左往することが多いのですが、普段家を空けることが日常茶飯事の、芸能人の方は更に、他言できない悩みや苦労があるかと思います。樹里さんは、周りからチヤホヤされることなく、独自に道を切り開き、現在の地位を確立させた、それは、お母さまが誰よりも喜ばれているのではないでしょうか。この本は、母子の泣き笑い記ですが、野際陽子さんのお人柄がよくわかり、心を和ませてくれます。2018/10/04
hitotak
6
野際陽子さんの愛娘である著者が母の思い出を綴る。野際さんというと名の通り陽気で芸達者な美人女優という印象だけど、母としては娘の教育に非常に厳しい面もあったよう。面白おかしく猛母エピソードを書いているけど、これはちょっと辛かったろうなと著者に同情するような部分もある。30歳をすぎてようやく心から解り合えるようになり、母子のわだかまりが解消されたというのはよかった。晩年の闘病も極く一部の人にしか明かさず、弱音も吐かずに仕事を続けたという野際さんの、芯の強さと明るさが伝わってきた。2018/08/19
kobayo
0
知的でユーモアがある女優さんという印象があったが長年の親子関係がいい意味で変わるエピソードは知らなかった。 2024/07/27
ゆうたんぽぽ
0
図書館での企画で、たまたま読むことになった本。野際さんのことはドラマでも何度も見ていたし、つい先日は元夫の千葉真一さんが亡くなったばかり。このタイミングでこの本に巡り合ったのは何かの縁だろうな。2021/09/22




